culture
ネオ空撮時代のトップフォトグラファー Marcus Lyon
空撮写真は今、新しいフェーズに突入している。廉価なドローン機器を用いたカメラ撮影はすでに欧米を中心に「空撮の大衆化」とも言える事態をもたらし、ドローン写真のみで構成される展覧会や、ドローン画像のインスタグラムなど、空撮写真界は群雄割拠の時代。
by Yuki Kobayashi
だがここで紹介するMarcus Lyonが撮るのは、どれも同じようなドローン写真とは一線を画す、とてつもないスケールの作品だ。
イギリスで政治学を学んだのちにハーバード・ビジネススクールに行き、アムネスティ・インターナショナルで働いていたやや風変りな経歴を持つMarcus Lyon。
アンドレアス・グルスキー、エドワード・バーティンスキーらといった巨匠と並んで評されるとんでもないスケールの遠景は、グローバリゼーションにおけるモノとヒトの大量移動への思考が核になっている。
その他のシリーズも彼のポートフォリオサイトからチェックできる。
http://www.marcuslyon.com/