デトロイトのナイトクラブPopulux、人種差別の論争の最中に閉鎖
2015年の4月に、テクノや数々のすばらしい音楽を発信するベニューとしてオープンしたpopuluxのTwitterアカウントが「#fuckblacklivesmatter」(black lives matter 運動に対しての挑発と取れる発言)というツイートを投稿し、その後閉鎖した。
文:Tomomi Sonoo
キャッシュマネーレコードの創立者、Birdmanのパロディが含まれるこのツイートが投稿されたのは、ダラス市警が警護をしていた平和的なデモの最中に起きた卑劣な銃撃事件の後だった。
Will not be performing at @PopuluxDetroit on #BackWithAVengeance due to the racist comments they tweeted yesterday. pic.twitter.com/6IUyYzEly2
— still alive (@VicMensa) 2016年7月8日
「#オバマの責任だ、お前のその間抜けな自由主義がこの死を起こした。#ダラス銃撃」
さらにこのアカウントでは「10人の警官が撃たれた。オバマ、お前がやった。お前のこの自由主義のせいだ。お前が#BLMをやったんだ。今こそ俺達の警察を守るときだ、立ち上がろう。」と政治家のジョーウォルシュがツイートしその後削除された、ラジオでの会話もリツイートされた。
Detroit Newsによると、このクラブは、このアカウントがハッキングされたと話し、どのようにしてこの一件が起きたのか調査する為「最低でも一週間」閉鎖するとした。
ラッパーのVic Mensaがこのクラブでのショーをキャンセル、またOWSLA所属のBixel Boysもショーをキャンセルした事により、この出来事が注目される事となった。
populuxも含まれるmajestic theater complexの広報担当、Greg Bowenはデトロイトニュースに向け「人々は出来ることをやっている、このような事は二度と起きないだろう…我々は怒り、またこの出来事に対し愕然としている」と話した。
ツイッターアカウントと共に無効になっているこのクラブのフェイスブックページには、
populuxはblack lives matterに団結する、と投稿されている。