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音楽ストリーミングサービスがレコードの売上アップに大きく寄与しているとの調査
調査会社ICMの調査を元に、BBCの報道によると、レコードを購入する人のうち、半分の人がSoundcloudやYoutubeでアルバムを視聴してから購入していることが判明した。無料試聴やストリーミングサービスが現実世界の売上に寄与していると言える、ということだ。また先月レコードを購入したと答えた人の中の48%が、まだそのレコードを再生していないと答えた。そして7%は自分のレコードプレーヤーを持っていないと答えた。
独立したレコード屋をサポートするためにRecord Store Dayが9年前から始まり、それによりアナログ回帰の潮流が生まれた。しかしICMの調査によると、音楽全体の売上の73%がオンラインで購入されており、驚くことではないかもしれないが、全体のうち27%のシェアをAmazonが握っている。それ以下はAppleのiTunes storeが18%、スーパーマーケットが10%、大手レコードショップが7%のシェアとなっている、
女性より男性の方が実際にレコードショップに足を運ぶということが数値にあらわれているが、近年レコードを購入する女性の数は増えている。8%の男性がこの3年間レコードを購入しており、彼らは先月もレコードを購入している。それに対して2013年の調査時に、レコードを購入した女性の割合は3%に留まっていたが、去年の調査ではその数字は5%にまで上昇していたという。しかしながら「10人に1人、またはそれ以下の人がレコードを購入しているというだけで、まだまだ小さい市場であることは忘れてはいけない」と調査会社の社長Andrew WisemaはBBCに語った。