シカゴの乗り継ぎ駅にラジオ局とDJブースが誕生することに
さすがダンスミュージックの聖地といったところだろうか。シカゴの中心部を南北に縦断する路線Red Lineの95th Street駅が改良工事をおこない、駅構内にパフォーマンスのためのスペースやラジオ局とDJブースが設置されることになったと地元紙が伝えている。
The artists’ performance space & radio station, called An Extended Song of Our People (AESOP), is located in the North Terminal & is the 1st of its kind public broadcast studio/disc jockey (DJ) booth. AESOP will provide riders with real-time programming, plus an on-site DJ.?️??️ pic.twitter.com/ADHfBm78ew
— Mayor Rahm Emanuel (@ChicagosMayor) 2019年4月8日
これはシカゴを拠点とするアーティストで地域社会活動家のTheaster Gatesとシカゴ交通局がパートナーシップを組み実現させたもの。このラジオ局An Extended Song of Our People (AESOP)は駅の北ターミナルに位置し、ラジオ放送用のブースと、DJブースが合体した仕様となっている。DJブースではレギュラーでDJがソウルやファンク、ハウス、ゴスペルなどのブラックミュージックをプレイする予定で、駅構内で聴くことができるという。金曜の夜には週末のウォームアップでハウス、朝の通勤客にはSony RollinsなどTPOに合った選曲がされる。
また音楽がプレイされていないときはシカゴの様々な人々がPodcast形式でトークを発信、日々の発見やアイディア、地域での日々のエピソードなどがテーマになる予定だ。駅の南側にはインスタレーションアートが展示される。
憂鬱な満員電車に乗る前にDJによる選曲で気分が良くなれば、少しは通勤・通学が楽しくなるかも?