Lil Pumpの新曲におけるアジア人差別にMiyachiがリアクション

昨日、Lil PumpがTwitterにてプレビューした新曲“Butterfly Doors”にアジア人を差別するかのような歌詞があるとして問題になっていることを取り上げたが、この問題を受け、日系アメリカ人ラッパーのMiyachiがリアクションをしている。

Miyachiは自身のInstagramで、問題となったLil Pumpのプレビュー映像とともに自身の意見を主張。

キャプションで彼はこう述べている。
「(この件について)手短に話したい。俺はニューヨークのパブリックスクールに通っていたんだけど、もし君が俺みたいに学年に2,3人いるアジア人のうちの1人で、毎日ひどいことを言われているとしたらどうするだろう。ジャッキー・チェン、ジェット・リー、ヤオ・ミン、その他色々君は言われるんだ。(そういう経験を通して)俺は自分が2つの選択肢を持っていることを学んだ。1つ目:泣く/怒る/喧嘩をする/先生にチクって、それを毎日繰り返す。それか2つ目:笑ってごまかす/より面白いジョークを返す/自虐ネタにするというものだ。俺はもし俺が言われたことに対してより上手いアジアンジョークを返せてたとしたら、毎回勝てただろうってことは分かってた(笑)この話の教訓としては成功が1番のリベンジになるということだ。Lil Pumpやトランプ大統領みたいな人達はネット上にある批判や否定的な考えを食い物にしているんだ。君たちが彼らを打倒しようとすることは彼らの助けになるだけなんだよ。俺がLil Pumpに言うことは何もないし、(この件に関しては)俺は手を出すつもりはないよ。より良い音楽を作って、自分自身を愛するだけさ#英語わかりません」とアメリカで人生を送ってきた彼だからこそ言うことのできる説得力のある主張を繰り広げている。

確かに、Lil Pumpやトランプ大統領のように、いわゆる炎上商法のようなものを得意としている人達に対して、いくら批判や不満を並べ立てたところで意味をなさないことは明白だ。彼の言う成功が1番のリベンジというのはまぎれもない事実だろう。Miyachiはこのような人間に対し、冷静さを失っている我々にこの投稿を通してアドバイスを送っているのかもしれない。

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