高度な音響 ・ 映像技術を駆使した作品で知られるジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラーのアジア初の大規模個展が金沢21世紀美術館で開催

CULTURE  2017.11.21  FNMNL編集部

ヘッドフォンから流れるカーディフの語りを聞きながら、公園や美術館、街中などを巡り、目前の光景と聞こえてくる音から創り出される情景と物語によって、鑑賞者の知覚を活性化する「ウォーク」シリーズなど、高度な音響技術を駆使したサウンド・インスタレーションを90年代より継続的に発表しているジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラーのアジア初となる大規模な個展が、11/25から金沢21世紀美術館で開催される。

95年頃から共同制作を開始した2人は現在はブリティッシュコロンビア州グリンドロッド(カナダ)とベルリンを拠点に活動。2012 年のドクメンタ13 では、カッセルの森の中に 30 個を超えるスピーカーを設置し、 森が刻んできた千年の時の流れを体感させる壮大なサウンドスケープを現出させる「森、千年のあいだ」 (2012年)、鑑賞者がiPodとイヤフォンを手にジャネットの声に導かれてカッセルの駅を歩く「Alter Bahnhof Video Walk」(2012年)を発表している。

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《The Marionette Maker》2014
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《The Marionette Maker》2014

これまで2人は日本国内では、メゾンエルメスで展示された「40声のモテット」のほか、ヨコハマトリエ ンナーレや越後妻有アートトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭といった芸術祭にも参加し、いくつかの作品を発表。

本展は、アンティークのメリーゴーランドと奇妙な音が交錯することで不気味なカーニバル空間を作り出す《The Carnie》(2010)、キャンピングトレーラーの中に奇妙なマリオネットの世界が広がる《The Marionette Maker》(2014)、《Conversation with Antonello》(2015)などの近作の大型作品をはじめ、新作を含むいずれも日本初公開作品となる8点のインスタレーションで構成される。

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《The Carnie》2010 Photo: Larry Lamay
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《The Carnie》 2010 Photo: Larry Lamay
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《Conversation with Antonello》2015 Collection of the Vancouver Art Gallery, Gift of the Artists
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《Opera for a Small Room》2005
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《The Killing Machine》 2007

all images : Courtesy of the artists, Luhring Augustine, New York and Gallery Koyanagi, Tokyo

Info

ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー
2017年11月25日( 土 )~ 2018年3月11日(日)

会場 金沢21世紀美術館

開場時間 10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで。ただし1月2日・3日は17:00まで) ※チケット販売は閉場の30分前まで

休館日 毎週月曜日(ただし1月8日、2月12日は開場)、12月29日~1月1日、1月9日、2月13日

料金 一般=1,000円(800円)/大学生=800円(600円) 小中高生=400円(300円)/ 65歳以上の方=800円 ※( )内は団体料金(20名以上)及び前売

前売チケットをお求めいただくと割引料金にて、スムーズに入場が可能。2018年3月11日まで販売中

チケットぴあ TEL: 0570-02-9999 Pコード:768-702

ローチケHMV TEL: 0570-000-777 Lコード:53934

お問合せ 金沢21世紀美術館 TEL076-220-2800
主催 金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
後援 カナダ大使館

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