BET AwardsでHavocとLil Kim、そしてKendrick LamarがProdigyを追悼

アフリカンアメリカンとその他のマイノリティーに贈られるアメリカの文化賞、「BETアワード」の授賞式で女性ラッパーのLil KimとMobb DeepのHavocが、6/20に鎌状赤血球貧血で亡くなったMobb DeepのProdigyを追悼するスピーチをおこなった。

Mobb Deepの楽曲でフィーチャリングしたこともあるLil Kimは「今週、私達の仲間であるProdigyの突然の死によって、ヒップホップというジャンルは大きなものを失った。彼はストリートの生活を色鮮やかに描写し、いままで汚かったものを美しく聞こえるようにしてくれた」と言葉を贈った。

続けてHavocは「20年以上、彼と一緒に全てを経験して全てを見てきた。あいつがいなくなって寂しくなる。失って苦しい。しかし彼が歌詞として残した遺産は永遠にこのカルチャーに影響を与え続ける。安らかに眠ってくれ、Prodigy、俺の兄弟」と語る。

最後にLil Kimが「私達はあなたをとても愛している。私たちはあなたのことを誇りに思い続けるの永遠にやめない。永遠に共に生き続ける」と言いスピーチは終わる。

同じくBETアワードで「ベスト男性ヒップホップアーティスト賞」を受賞したKendrick Lamarも受賞スピーチでProdigyの死について触れた。「俺が16歳の時に初めて作ったミックステープ『Y.H.N.I.C』はProdigyにインスピレーションを受けて作った。それ以降、俺はちゃんと技術を磨こうと思い、コネクションをしっかり作ろうと思った。Prodigyがストリートにインスピレーションを与えたように俺もまわりの人達にインスピレーションを与えようと思った。安らかに眠って楽園で永遠に過ごしてくれ。俺らはロックし続けるよ」とステージの上で語った。

偉大なヒップホップレジェンドからKendrick Lamarのような新世代のラッパーまでもがProdigyにトリビュートを贈っているのをみるとどれほど幅広く彼が影響を与えていたか分かる。失ったものは大きすぎるが、彼を愛する気持ちとこれからも彼の残した物を伝えていこうという皆の意思で、この一週間ヒップホップ界がひとつになっているように感じる。

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