ベルグハインで落雷、停電。それでもクラバーは裸で踊り続けた
ベルグハインといえば、ベルリン随一の人気をほこるクラブだが、そのベルグハインで先週末に珍事が起こった。なんとパーティー開催中にベルグハインを落雷が襲い、幸い怪我人は出なかったものの、クラブのエアコンが停止し、非常灯のみが1時間以上点灯しつづける事態になってしまったのだ。
その時にDJをしていたドイツの人気DJの、DJ Tがその時の様子を興奮交じりにFacebookに投稿している。「まだアドレナリンがおれの体を流れ続けているよ。昨晩のパノラマバー(ベルグハインのサブフロア)での出来事はおれの記憶に焼き付いている。おれのセットの間に落雷があって、音が数分間止まって、エアコンは完全に止まって、店の電気もそうだった。非常灯がつく中パノラマバーはさながらサウナみたいになってしまったから、男も女も関係なく客は服を脱ぎ出した。あんな人数の上半身裸の男女をおれは見たことないな。鉄の階段の上から見た、裸の海が波打っている光景を忘れることはないだろうな」
またBarker & Baumeckerとして活躍している、Barkerも当日の様子をTwitterで報告している。「ベルグハインはまるでサウナみたいになってしまったけど、誰1人としてフロアから去ろうとはしなかったよ。まるで永遠に終わらないブレイクを体験しているかのようだった。みんなドロップの瞬間を待ちつづけていたよ」
was like a sauna / solarium.. but nobody left the dancefloor, it just felt like a never ending breakdown.. everyone waiting for the drop..
— Barker (@samvoltek) 2016年8月29日
これまでも多くのエピソードを生んできたベルグハインに、また1つ伝説となりそうな逸話が刻み込まれたのは間違いないだろう。