グラミー賞候補作が発表 | 主要賞にヒップホップ作品が続々とノミネート
61回目となるグラミー賞の候補作が発表となった。今年の最多ノミネートは映画『ブラックパンサー』のサントラなどの効果でKendrick LamarがSZAとの"All The Stars"で最優秀レコード賞や最優秀楽曲賞などの主要賞を含む8部門にノミネート。
続いてDrakeが“God’s Plan”での最優秀レコード賞やアルバム『Scorpion』での最優秀アルバム賞などで7部門。Cardi Bもアルバム『Invasion of Privacy』や収録曲"I Like It"での最優秀レコード賞など5部門と続いている。
しかしグラミー賞では昨年はJay-Zが8部門、Kendrickが7部門にノミネートされつつBruno Marsが主要賞の3冠を達成するなど、ヒップホップアーティストにとっては主要賞制覇は関門となっている。
今年は上にあげたアーティストの他にもChildish Gambinoが"This Is America"で最優秀楽曲賞と最優秀レコード賞にノミネート、Post Maloneと21 Savageが"Rockstar"で最優秀レコード賞、Post Maloneはアルバム『Beerbongs & Bentleys』が最優秀アルバム賞にもノミネートされており、昨年よりも受賞の可能性は高まっている。
また最優秀ラップアルバム部門にはCardi Bの『Invasion of Privacy』やTravis Scottの『Astroworld』、Nipsey Hussleの『Victory Lap』、Pusha-Tの『Daytona』などに加えて故Mac Millerの『Swimming』も候補となっている。最優秀ラップ楽曲賞にはJay Rockが“Win”と“King’s Dead”の2曲でノミネートされていて、こちらにも注目が集まる。
グラミー賞は現地時間の2/10に授賞式が開催される。全てのノミネートはこちらから確認できる。