今週金曜日にリリース予定のEarl Sweatshirtの新作『Some Rap Songs』に彼の両親が参加していることが明らかに
2015年の『I Don’t Like Shit, I Don’t Go Outside』以来3年ぶりとなるEarl Sweatshirtの新作『Some Rap Songs』のリリースが今週の金曜日に予定されている。すでにiTunesでは同作のトラックリストが公開されており、以前より噂されてきたNYのグループStanding on the Cornerがフィーチャーされていることも確認できるが、何より話題を呼んでいるのはアルバムに彼の両親が参加していることだろう。
アルバムの13曲目“Playing Possum”にEarlの実の両親Cheryl HarrisとKeoraptse Kgositsileの名前が参加アーティストとしてクレジットされている。Earlは詩人の父親と大学教授の母親の元に生まれ育ち、自身の両親について度々楽曲の中で歌ってきた。Odd Future期には「Tyler, the CreatorがEarlに悪影響を与えている」と考えた母親によって全寮制の更生施設に入れられてしまい「Free Earl」運動が発生するなど、複雑な関係であることが知られていた。そのため、今回の参加でファンの間には驚きが広がっている。
父親であるKeorapetseは今年の7月に79歳でこの世を去っており、その際にEarlはTwitterにて追悼を行なっていた。
thank yall for your thoughts and love pic.twitter.com/qhualj0fjL
— thebe kgositsile SRS 11/30 (@earlxsweat) 2018年1月4日
“Playing Possum”は父親の死をきっかけとして両親にオマージュを捧げる内容となっていることが予想されるが、果たしてどのような楽曲に仕上がっているのだろうか。トラックリストは下記の通り。
Info
1. Shattered Dreams
2. Red Water
3. Cold Summers
4. Nowhere2go
5. December 24
6. Ontheway! (feat. Standing on the Corner)
7. The Mint (feat. Navy Blue)
8. The Bends
9. Loosie
10. Azucar
11. Eclipse
12. Veins
13. Playing Possum (feat. Cheryl Harris and Keorapetse Kgositsile)
14. Peanut
15. Riot!