Earl Sweatshirtが3年ぶりにアルバムをリリースすることをほのめかす

2015年にアルバム『I Don’t’ Like Shit I Don’t Go Outside』を発表して以来3年もの間沈黙を保ち続けてきたEarl Sweatshirtが、新たな楽曲をリリースすることを予告した。

Earl Sweatshirtは9月25日、自身のTwitterにおいて「バイブスが来てる…『SRS』はもうすぐだよ。待つのはもう終わりだ」とツイートしている(後に削除)。

ツイートが削除されてしまったことは残念だが、それでも彼の中でアルバム『SRS』をリリースしようという機運が高まったことは事実なのだろう。
ちなみに、reddit上のファンによると彼はここ最近ニューヨークのグループStanding on the Cornerと行動を共にしているようで、彼らとコラボしたアルバムを作っているのではないか、という噂も流れているようだ。

今年の頭には「2018年には曲を出す。働いてなかったとは思わないでくれ」とツイートしていた彼だが、果たして本当にアルバムの完成は近づいているのだろうか?

RELATED

【コラム】Earl Sweatshirt『Some Rap Songs』から紡がれるアンダーグラウンドの新しい波

世界的に未曾有の事態が続いた2020年。パンデミックは音楽シーンにも並々ならぬ影響を及ぼし、多くのアーティストが、これまでとは違う形態での活動を強いられた。オンラインでのライブが一般的となり、我々リスナーの体験も大きな変化を余儀なくされる中、Travis Scottの『Astronomical』を筆頭に、前例の無い状況下で新たなクリエイションを模索するアーティストの試みに刺激を受けた方は多いだろう。

【コラム】Earl Sweatshirt周辺のヒップホップと私

Earl Sweatshirt周辺のヒップホップについてのコラム、というお題をFNMNL編集部からもらい、この5/29に発売になった私XTALのアルバム『Aburelu』との関連についても是非ということだったので、以下のような流れで書いてみようと思う。最後までお付き合いください。

J. Coleが新曲“Snow On Tha Bluff”でBLMについて声をあげるNonameをディスしたと話題になる | Earl SweatshirtやChance The RapperらはJ. Coleを批判

今週、突如として新曲“Snow On Tha Bluff”をサプライズリリースしたJ. Cole。現在世界的に盛り上がりを見せている「Black Lives Matter」運動や警察による暴力について言及しながらも、それに対して自身の力が及ばないことを吐露したこの楽曲は大きな話題を呼んでいるが、リリックの中にシカゴのラッパーNonameをディスしたと思われるラインが含まれていることでファンは騒然となった。彼女に宛てたと思われるラインは一部のファンから批判を寄せられるにまで至っているが、そのような状況に対し様々なアーティストが反応している。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。