Lil Uzi Vertの大ヒット曲"XO TOUR Llif3"のプロデューサーがギャラ未払いを明かし、Atlantic Recordsを「最悪なレーベル」と告発

Wiz Khalifaに楽曲を提供してきたプロデューサーのE. Danが、所属レーベルAtlanticが正当なギャラを支払わないと新年に告発を行って以来、アメリカではにわかにプロデューサーに対する不当契約問題が活発になっている。

その後A$AP Fergの2013年の大ヒット曲"Shabba"のプロデューサーも、同曲のギャランティーが低すぎたと、同様の告発を行った。

そして同様の問題は昨年の大ヒット曲であるLil Uzi Vertの"XO TOUR Llif3"でも起きていたことが判明した。

同曲のプロデューサーであるTM88はTwitterに「Atlanticはクソだ」とツイートを行った。

そうE. Danのケースと同じく、またしてもLil Uzi Vertの所属レーベルはAtlanticなのだ。しかもTM88の場合はギャラが低いということではなく、大ヒット曲のプロデュースを行ったにも関わらずギャラが支払われてないというのだ。

TM88は"XO TOUR Llif3"のギャラが支払われていないとTwitterで明かし、一連の告発を皮肉交じりに締めくくっている。

「Atlantic Recordsありがとう、クソなことの歴史の中でも最悪なレーベルとして存在してくれて」

"XO TOUR Llif3"は当初はリリース予定はなく、Lil Uziが無許可でSoundCloudにアップしたところ、予想外の大ヒットとなってしまったという経緯はあるものの、Atlantic側は、同曲から相当な利益を得ているのは間違いないので、その正当な対価をプロデューサー側に支払うのは当然のことだろう。

実はAtlantic Recordsについては以前Metro BoominもプロデューサーはAtlanticと関わらない方がいいという主旨の警告を行っており、組織的にプロデューサーを軽視する風潮があるのかもしれない。

 

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