VRの仮想現実世界でDJをできるアプリ『Vinyl Reality』が登場

世界で初めて、VRを使用し仮想世界でDJができるアプリが登場した。VRを装着し、コントローラーを用いて、仮想現実の中で実際にDJができるようだ。

アプリ『Vinyl Reality』は世界初のVRを使用するDJミキシングアプリである。ドイツ・ベルリンの『EntroPi Games』が現在開発中。早期アクセス用のアルファ版が公開されている。プロのDJでも、DJ未経験者でも誰でも、仮想現実の世界で本格的にターンテーブルでDJができるアプリになるとのこと。

VRグラスを装着し仮想現実の世界へ飛ぶと、目の前にはDJブースがある。2つのコントローラーを手に持ち操作することで、レコードを入れ替えたり、針を落としたり、ツマミを調整したりなどの、現実のDJと同じ作業が可能になる。

現在の主な機能は
・リアルな反応をする2つのターンテーブル
・チャンネルごとにEQ、PHL、ゲインを調整可能
・レコードケースの中からmp3ファイルをブラウズしてロード
・バーチャルヘッドホンで聞きながらCUEの設定や呼び出し
・精密で直感的なモーションコントロール
・ライブストリームやパフォーマンス用のオーディオ出力
・ミックスをWavファイルで書き出し可能

自分の部屋にいながらVRのヘッドセットをつければ、場所をとること無くバーチャルリアリティの世界の中で、仮想のターンテーブルを目の前にし、仮想のヘッドホンをつけて、仮想のレコードから自分のお気に入りの曲を選びミックスできるアプリ。今後プロのDJが仮想現実世界でDJパフォーマンスを配信する日が来るかもしれないと考えると夢が広がる。

エレクトロニック・ダンス・ミュージックが盛んなドイツのベルリンで、生まれた新たなVRゲームスタジオ『EntroPi Games』は、この『Vinyl Reality』が1作目のゲームとなる。プロのDJからフィードバックをもらいながら、より現実と変わらず違和感なくDJができるアプリを目指しているとのこと。

『EntroPi Games』が制作した『Vinyl Reality』はまだ開発途中だが、アーリーアクセス版で開発途中のアプリを購入することができる。まだ開発途中だが現段階で様々な人に体験してもらいフィードバックがほしいようだ。

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