Logicがラッパーとしての引退を発表しラストアルバムをリリースへ

その真摯な姿勢で多くのファンを持つラッパーで、最近は小説家としての活動もスタートさせたLogicが、本日Twitter上でラッパーとしての引退を発表した。

Logicはツイートで、「公式にラッパーとしての引退を7/24にNo I.D.がエグゼクティブプロデューサーのアルバム『No Pressure』のリリースと共に宣言する」とのべた。2010年にデビュー作をリリースしたLogicは「偉大な10年間だった」とつづけ、「偉大な父親になる時がきた」とツイートを締めくくっている。Logicは現在Brittney Noellさんと結婚しており、2人の間には1人の息子がいる。

他のラッパーとは違い、信憑性の高そうなLogicの引退宣言。また違った形で彼の表現に触れ合える日は来るのだろうか。まずはラストアルバムが楽しみだ。

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ラッパーの価値は、どうやって測ればいいのだろう? アルバムの売上、ヴィデオの再生回数、ツアーの規模とチケットの売上、アワードの成績。これらはほかのジャンルとも共通する、わかりやすい指標だ。ヒップホップがストリート・カルチャーである以上、ビーフの勝敗や話題性、ファッションをふくめたライフスタイルへの波及など、数値化しづらいファクターも多い。リリシストとしていかに優れているかも、もちろん重要。これは、実生活でどれくらい引用されるかが目安になり、さしずめオバマ元大統領に会見で引用されたJay-Zあたりが、ひとつの頂点だろう。

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