ラストアルバム『No Pressure』をリリースしたLogicがヒップホップとの別れと感謝を涙ながらに語る
先日、ラストアルバム『No Pressure』をもってラッパーとしてのキャリアを引退すると発表し話題を呼んだLogic。ファンからは引退を惜しむ声が寄せられているが、今回、『No Pressure』をいよいよリリースしたLogicがヒップホップとの別れを語っている。
XXLによると先週金曜、Logicは自身がヒップホップシーンに参加していた頃のことを振り返る動画をSNS上で公開。約1分と短い動画だが、その中でKendrick Lamar、J. Cole、Drakeといったアーティストたちに感謝の気持ちを述べている。
Logic cries saying his final words as a rapper, thanks Drake and Kendrick for helping him in life pic.twitter.com/l7Xp77EeOW
— Complex Ambition (@ComplexAmbition) July 24, 2020
「Kendrickに感謝したい。なぜなら、彼とJ. Cole、Drake、A$AP Ferg、Mac DeMarcoが俺のことをどれだけ支えてくれたのか、彼は知らないから」と親交のあったアーティストを涙ながらに挙げていき、「感謝したい人が多すぎる。みんなに感謝してるし、みんなを愛してるし、みんなを認めてるよ。俺は君たちに別れを告げるけど、俺はいつだって君たちのものだ。キャリアの最初は傷つきたくないからインターネットを見なかったし、アルバムをリリースする度に愛されていたくてインターネットを見ていたけど、今はまたインターネットを見なくなってる。自分を愛せるようになったから。みんなありがとう、平和と、愛とポジティブさがみんなと共にありますように。また他の活動で会おう。良い父親になるよ。ありがとう」というメッセージで動画と自身のキャリアを締めくくった。
子育てに集中するために一旦ラッパーとしての活動にピリオドを打ったLogic。小説など他の分野でも才能を発揮してきた彼は今後また違った形でクリエイティビティを発揮することが期待されているが、今は彼が幸せな人生を歩み続けられるよう願うばかりである。