【インタビュー】賽 『YELLOW』| 日常に彩りを与える4人のグルーヴ

現在は活動休止中のSuchmosの鍵盤奏者として、そのサウンドに豊潤な彩りをもたらしてきたTAIHEIが中心となり2021年2月から活動しているインストゥルメンタルバンド、賽。結成から櫻打(Pf,Key)、佐瀬悠輔(Tp)、岩見継吾(Wb)のドラムレストリオとして活動してきたが、2023年10月に松浦千昇(Dr)が加入、この11月に現編成となって初のアルバム『YELLOW』を完成させた。ジャズを基軸に置きつつ、ブルースやヒップホップ、テクノなどのクラブミュージックやポップスまで、様々な音楽的意匠を独創的なアイデアと胆大心小なアンサンブルやハーモニーによって昇華し、並びない音楽像を結実させている充実作だ。バンドの立ち上がりから本作を完成させるまでの軌跡を、メンバー全員に語ってもらった。

取材・構成 : 三宅正一

撮影 : Shuhei Kojima

- 音楽におけるクロスオーバーのあり方はいろいろあると思うし、クロスオーバーな音楽を作ることを目的に始まってるバンドもいると思います。でも、このバンドの場合はそれ自体が目的ではなく、本当に自分たちが鳴らしたいインストゥルメンタルのアンサンブルとグルーヴを濃厚かつ濃密に追求したら、これだけ幅の広いサウンドでありクロスオーバーな音楽が生まれたという原理を持ってると思うんです。

櫻打 - 間違いございません。そもそもバンドのテーマが「自由帳」というか。メンバーみんな自分の個人プロジェクトや他のアーティストのサポートを務めたりもしているなかで、このメンツだからこそできる曲を作ってる。賽という自由帳として。そのボーダーラインは、日常の生活の中で聴きたくなるような場面が浮かぶか、浮かばないかということで。その共通意識をみんな持ってると思います。

櫻打泰平

- まず泰平くんに訊きたいのですが、Suchmosの活動休止以降、自分が音楽家としてどういう生き方をするか、演奏家としてどんな音を鳴らしたいのか、本当にいろんなことを考えてたと思うんですけど、賽を結成するまでにどのような心の動きがあったんですか?

櫻打 - Suchmosが活動休止して、これから何をやっていこうか考えてた時期に、元町中華街にある、とあるバーがあって、そこに飲みに行ってるなかでマスターに相談していたんです。

- そこはジャズバー?

櫻打 - ジャズバーであり、ミュージックバーという感じかな。バーの常連さんは本当の音楽好きが多いので、一人で腕試しみたいなことをやっていたんです。マスターから「うちでライブやんなよ!」って言ってもらったんですけど、Suchmos時代はピアノソロのライブはやったことがなかったし、仲間が欲しくなって岩見さんに電話したんです。それが2020年12月くらいの話で。岩見さんとは鎌倉であったセッションで一回やったことがあるくらいだったんです。その後、俺がSTUTSくんのバンドをサポートすることになって、リハに行ったら岩見さんがいたんですよ(笑)。

岩見継吾

- 泰平くんが紹介したわけじゃなかったんだ。

櫻打 - むしろ俺はSTUTSくんのバンドに参加したのは最後で。今のメンバーを組んだ中心は岩見さんなんです。

岩見 - でも、バンマスは泰平くんです(笑)。泰平くんが入ってSTUTSくんバンドもパチっと固まったので。

櫻打 - そんなこともありつつ、岩見さんと2人でそのバーで1、2回ライブをして。俺の「こういうことをやってみたいんです」という要望に岩見さんが全部応えてくれて。

岩見 - いやいや(笑)。最初、泰平くんは「ジャズスタンダードとかやってみたいんですよ」って言っていて。

櫻打 - ボロボロでしたけどね(笑)。でも、そのときに感覚的に俺と岩見さんに加えて、もう1人、ハンパない歌を演奏できるやつがいたらバンドが完成するなと思って、大学の同級生で昔から知ってる佐瀬に6、7年ぶりくらいに電話して。そしたら、佐瀬はそれを間違い電話だと思って、出るか迷ったとか言って(笑)。

佐瀬悠輔

佐瀬 - そう、「なんかイヤなことが起きたのかな?」とか思っちゃって。これは出ないでおこうと思ったんですよね(笑)。

- 泰平くんとはあんまりいい思い出がなかったんですか?(笑)。

佐瀬 - でも、仲がいいとかそういう関係じゃ全然なかったんですよ。

櫻打 - 大学の俺の卒業制作で吹いてもらって以来だったので。でも、佐瀬のことはずっと気になっていて、Suchmosのライブでホーンセクションを入れるなら、絶対に佐瀬を中心としたメンバーを集めてやってもらいたいと思ってたんです。それをずっと隼太(SuchmosのHSU)とも話していて。結局、それは実現しなかったけど、そういう背景もあったから。佐瀬のライブを久しぶりに観に行って、そしたらやっぱりずば抜けてヤバかったんですよ! ライブ後にひさしぶりに飲んで、今の音楽に対して思うことを話したら意気投合して。それで、そのバーで2021年2月に3人でライブをやってみたときに俺の中ではこれでバンドが完成したと思えたんです。この3人でやっていきたいって。

- では、最初は本当にドラマーを入れるという発想はなかったんですね。

櫻打 - そうです。昨今の音楽を聴いてると、ビートとちょっとしたシンセが鳴っていて、そこにラップや歌だけが乗ってる曲とかめっちゃ多いじゃないですか。ハーモニーの要素がすごく薄い気がしていて。そこに対してのカウンターを打ちたかったというか。ドラムがいなくても、メンツがよくて、バンドとしていい曲を作っていれば、人間の体を動かすこともできるし、踊らせることもできるし、すごく満足度の高い美しい音楽ができるから。それをどうしてもやりたくて。それで最初はドラムレスにだわったんです。でも、いざやってみたら、これが尋常じゃなく大変で(笑)。2人ともジャズの現場が多いから、即興性に関してもすごく経験値があるんですけど、俺はずっとバンド畑だったから、俺が鍛えてもらうみたいな(笑)。それがすごく新鮮で心地よくて。

- 岩見さんは初めて泰平くんとセッションしたときはどういう感覚がありましたか。

岩見 - 気が合うなぁと思いました。グルーヴ感というか、一緒にやっているとすごくいい感じになる。やっぱり音がすごくいいじゃないですか。あとタイム感も合うなと思いました。

- 泰平くんのなかではこれまでずっとバンド畑で活動してきたなかで、セッションバーで出会ったりするジャズマンたちへの憧れがずっとあったんですか?

櫻打 - カッケー!って思ってましたね。「なんだ、この(演奏における)会話のスピード感と質の高さは!」という部分にずっと憧れていて。1、2曲やらせてもらうことはありましたけど、ひとつのライブをずっとセッションでやることは本当に未体験だったので。しかもいきなりドラムレスって本当にスキルが問われるので。

岩見 - 剥き出しだからね。

櫻打 - 逃げ道もないし、今の演奏力が丸裸にされる。そこで感じる悔しさと、うれしさと、気持ちよさみたいな。もう、ドMですよ(笑)。

- でも、どこかでこのタイミングで自分を追い込みたいという思いもあったのでは?

櫻打 - そうそう。ありがたいことにSuchmosで大きな会場でライブさせてもらっていたときは歓声をいただくじゃないですか。ぶっちゃけ、何をやっても喜んでもらえるという感覚もあって。だから、もっときめ細やかで音楽的なアンサンブルが生まれたときに反応をいただけることを求めていた気がします。あと、SuchmosやSANABAGUN.時代にもツアー先のピアノがあるバーを探し出してマスターにお願いして、その場にいる5、6人のお客さんの前で1、2曲ピアノソロを弾いて反応を確かめることも実はやってはいて。その延長線上でもありますね。で、賽を結成して2年経ってこれからの活動を考えたときに「あれ? ドラムって実はめちゃくちゃカッコいいんじゃねえの?」って思ったという(笑)。

- 2年経ったからこそ決定的にそう思えた。

櫻打 - そうですね。それで岩見さんと佐瀬に電話したんです。「2023年からのことを考えて、賽にハンパないドラマーを入れませんか?って。2人とも一言目に「助かります!」って(笑)。

一同 -(笑)。

佐瀬 - なんならバンドを始動して最初からドラムは欲しいと思っていたので(笑)。早く「ドラマー入れよう」って言ってくれないかなって。

- 話は前後しますが、佐瀬さんは大学時代にそこまで泰平くんと深い交流があったわけじゃない中で、このバンドに誘われ、音を合わせたときにどんなことを感じたんですか?

佐瀬 - それこそ岩見さんと一緒で、最初はバンドになるとは思ってなかったんですよね。3人で音を出してみようみたいな感じで。そのときジャズの曲をやったんです。でも、本人はジャズもめっちゃ好きで、「これをやりたい!」というエネルギーがすごくあったから、そこに感銘を受けちゃって。やっぱり音楽って一番大事なのはそこだよな、と思って。好きを出すという部分に彼はすごく長けていたので。そこからどんどんバンドになっていくにつれて、オリジナル楽曲を作っていく方向にシフトしていったので。でも、最初のままいってたら、僕は続けなかったかもしれない。

櫻打 - そうだろうね。

- オーセンティックなジャズをやる、という頭で考えたら難しかったかもしれない。

佐瀬 - そうそう。

櫻打 - そんなに甘くないからね。でも、2人がめっちゃ教えてくれるんですよ。それをどんどん自分で吸収していくのが楽しくて。今もまだ必死ですけどね。人生でこのバンドをやり始めてからが一番練習してます。

佐瀬 - でも、ジャズ方面から曲を考えるのではないバンドの経験値が彼にはあるので。そういう意味では泰平から学ぶことも多くて。

櫻打 - そう言っていただけると助かります!(笑)。ドラムの話に戻すと、ドラムレスで成立してるバンドに入るドラマーって本当にヤバいやつじゃないとダメだと思っていたから、それを絶対に超えてくるのはこいつだと思って、2人に千昇を紹介して。千昇とは、僕が彼がセッションしてるところに遊びに行って、知り合って。1曲だけただただフリーセッションして終わったんですけど、完全にフィーリングがバチッと合ったから。そこから4人で初めてリハに入ってフリーセッションをしてる中で、3人で作った曲を千昇は何も知らない状態でやったんですよ。やり終わったときに岩見さんが俺に「泰平くん、俺はもう(ドラムレスには)戻れない」って言って(笑)。

松浦千昇

岩見 - 全員が「もう戻れない」って言ったよね(笑)。それが去年の末ですね。

松浦 - 僕は誰とも音を出したことはなかったんですけど、全員のことは知ってました。最初にセッションしたときに「これ、3人でやってたの?」とは素直に思いました(笑)。曲をパッと聴いたらスムーズに聴こえるかもしれないですけど、僕としてはむしろどうやって3人でやっていたのかがすごく気になったくらいで。

岩見 - みんなでがんばってたよね(笑)。

松浦 - 「みんな足でパーカッションみたいにタイムをとってた」と言っていて、ああ、なるほどと思って。

- 松浦さんが賽に入ろうと思った決め手は?

松浦 - そもそも曲がいいと思ったことと、メンバーみんな面白いということですね(笑)。あとは、とりあえずみんなでセッションしようとなったときに、自分は何も考えずにやりたい放題叩いたろと思って行ったんですよ。それを受け入れてもらったときにうれしかったし、ありがたかったし、楽しくて。ピンポイントで言うと、「一拍目シンバルを打たないとみんなが見失うから叩いてね」とか言われないという。

櫻打 - 最初に言ったもんね。俺から千昇に賽に入ってほしいと言ったときに「このバンドは一拍目の目印としてクラッシュシンバルを叩かなくていいよ」って。

松浦 - という感じでした。自分が借りてきた猫にならなくていい。それが一番ですね。

- いろんな現場があるけど、プレイヤーとしての自由度を解放できると思った。

松浦 - 音楽は全部一緒だとは思うんですけど、言語は違う気がするんですね。同じ言語同士で話せるのはやっぱりいいなって思いますね。

- あらためて、泰平くんから3人の演奏家の魅力を語ってもらえますか? それが『YELLOW』の音楽性としての振れ幅であり、ダイナミズムや美しさを紐解く重要なキーワードにもなると思うので。

櫻打 - ドラムレスで成立できていた理由の半分は絶対に岩見さんにあるんですよ。僕は昔からベースという楽器が大好きすぎるので。SuchmosもSANABAGUN.もめちゃくちゃベースがデカいじゃないですか。

- 間違いないですね。

櫻打 - 岩見さんは暴れん坊の中にクラシカルな部分もあって。あと、何よりウッドベースとして音の太さがありながら速いんですよ。レスポンスがずっと速い。ソリッドなんだけど、太くて速いという。音楽性の幅も、ポップからヒップホップからジャズからフリージャズからファンク、アフロビート、テクノとかまで造詣が深くて。で、むちゃくちゃストリート精神の塊で。

岩見 - ストリート出なんで(笑)。そのへんの道端でやってたので。

櫻打 - 佐瀬はあきらかにレベルの違う同級生がジャズ科にいるということは知ってたけど、当時は俺も若かったから、佐瀬の本当のヤバさを理解していたとは思えない。でも、こうやって一緒にやればやるほどマジで次元が違う。言葉がどんどん幼稚になってるけど(笑)、トランペットの歌い方もリズムの出し方も、ハーモニーと音色の引き出しの多さも素晴らしくて。あと、ドラムレス時代にアンサンブルの音量が大きくない中で優しくずっと吹き続けることの技術、音楽を大切にできる技術、そして造詣の深さに惚れました。

佐瀬 - 今言ってくれたトランペットのダイナミクスの幅を、僕はすごく大事にしていて。やっぱり日本の音楽の価値観の中では、ラッパってうるさいイメージがあるじゃないですか。実際に大きな音で使われる現場のほうが多いし。そうじゃなくて、ラッパの繊細な音ってすごく素敵なので、そういうところにフォーカスを当ててくれるのはすごくうれしいです。

櫻打 - 音が温かくて太いですよね。しかもレスポンスが速い。これはみんな共有してる。千昇は一緒にやってみたときのキャッチボールの速さと、あと、ドラマーでここまでハーモニーのことも歌のことも理解しているのが素晴らしい。たまたま生まれた誰かの魅力的なプレイに対しての反応速度も尋常じゃなくて。曲のグルーヴのパワーを維持したままボリュームだけ下げるアプローチもできる。それがドラマーでできることもすごい。

松浦 - いやいや。

櫻打 - みんな自分の出音の説得力の次元が違う。俺もそうなりたい。

佐瀬 - たしかに嘘つきがいないよね。出音の一つひとつに本当に心がこもってるし、ちゃんと歌ってるみたいな出音しか出さない人たちなので。それ、すごい魅力かもね。

松浦 - 佐瀬さんと一緒ですけど,自分が大切にしている部分が伝わってるのがすごくうれしいですし、ハーモニーを理解してくれているということを演奏からわかってもらえて「ああ、よかった!」って思いました。自分は、ドラマーはハーモニーのことをわからないやつのほうが多いという状況もおかしいと思いますし、そうなりたくないとも思ってるので。僕はこのバンドに入ったきっかけの話にも繋がりますけど、全員がリズム感を共有し合ってるのがすごく美しいなと思っていて。

- 『YELLOW』の1曲目“始”はドラムレスで、4人の賽になる前夜、ここから新しく始まっていくストーリーの予感をドラマティックに描くような曲ですが、これを3人で演奏してるのはあえてですよね?

櫻打 - 最後にレコーディングした曲が2曲目の“Ila”だったんですけど、最初にこの曲がドン!ってくるよりも、イントロダクションみたいな曲が欲しいなと思って。そしたら千昇が「ドラムレス時代からの継承のストーリーとして、1曲目はドラムなしでいくのはどうですか?」って提案してくれて。

- いい話。

櫻打 - それで、“始”の本当に最後に千昇がスティックを取る音が入ってるんですけど、そこから“Ila”が始まって、賽の第2章の始まりですという。

- 最後に“Ila”のようなジャズ濃度の高いダイナミックにせめぎ合う曲ができたというのもいいですね。

櫻打 - 俺が「こういうのやってみたい!」って提案したら、ハンパないものがみんなから返ってきて。ジャズのピアノレッスンにも行きました。佐瀬のレッスンも受けて。

- ヒップホップ的なアプローチを感じさせる“30”、一つのテーマを推し進めていくチャーミングで優雅な“Heee”、ヒップホップやR&Bを経由したポップネスを湛えている“Child’s eye”、テクノ、クラブミュージックを昇華している“Rabbit’s”や“Orb”と、様々な色彩を見せながらシネマティックに各曲が重なっていくわけですが、ラストの“NAKE”は本当に感動的な名曲だと思います。

櫻打 - 僕も完全にそう思います!ストリングスも生で入れましたから!最初にサビができて。4人でセッションしているときに冒頭部分ができたんですけど。しかもあのピアノって千昇が最初弾いてたんだよね。千昇と佐瀬はピアノまで弾けるんですよ! しかもピュアなめっちゃいいピアノを弾くんです。

松浦 - 最初は自分、違うキーでピアノを弾いてたんですよ。そしたら泰平さんが来て「それ何?」ってなって。そこから「これ、あのサビだけできてる曲とくっ付けられるね」ってなって。

佐瀬 - めちゃくちゃいい曲ができたという手応えがあります。

岩見 - 最高ですね。

櫻打 - アルバムの最後に日本の美しさを感じられる曲ができて本当によかったと思います。

- 間違いなく日本人だからこそ作れる曲だと思うし、そういう意味でも『YELLOW』というアルバムタイトルが効いてくるなと。

櫻打 - それ、まさにです!

岩見 - みんなで話してたことです。

櫻打 - 日出ずる国で音楽をやってる自分たちだからこそ作れたアルバムだし、だからタイトルは『YELLOW』しかないだろうと。ここから来年はライブをいっぱいやっていきたいです。

- 4人の賽として幸福なスタートを切れる1枚になったと思います。その上で、ここからゲストボーカルやラッパーなどを音源に呼ぶ可能性もありますか?

櫻打 - それは今、めっちゃ考えていて。なんなら今作でも考えていたんですけど、まずは4人でのバンドの柱を作ったほうがいいと思ったから。実際に4人の世界をこのアルバムでちゃんと提示できたし。来年からはゲストを入れてのフィーチャリング曲もやっていきたいと思ってるし、大歓迎ですね。

佐瀬 - 今後のバンドについて具体的なビジョンみたいなものはあまりないけど、ここから賽というバンドがどうやって大きくなるかを想像したらすごく楽しみだし、ワクワクしてます。そのためにこの『YELLOW』がドンと広がってほしいし。

松浦 - この4人は音楽の話をするとき以外でも波長が合って面白いんですよ。バカ話したその気持ちのまま音楽を作り続けたいなって。音楽でも、音楽以外でも常に遊んでいたいです。

岩見 - 僕はやっぱりとにかくいろんなところでライブがしたいですね! 今はどこまでも行ける気がしていて。この先の可能性を、ライブをしながら確かめたいです。

櫻打 - 賽はみなさんの日常の彩りを豊かにしますよ、という思いもありますし、横浜スタジアムを目指していたSuchmosみたいな目標は今のところイメージ出来てなくて、このまま長く、いろんな場所で、ライブをやっていきたい。生ピアノがあって、コンパクトドラムを持ち込めれば30人のバーからライブハウス、クラブ、夏フェスまで行けちゃうバンドなので。いろんなところでライブをやっていきたいですね。

Info

Artist : 賽 ( SAI )
Title : YELLOW
Label : Saikoro Record Date : 2023.11.22 (水)

[Tracklist] 01. 始
02. ILa
03. 30

04. Heee
05. Child's eye

06. Rabbit’s

07. Orb
08. Speculate

09. NAKE


【公演情報】

公演名:SAI LIVE TOUR 2023

2023.12.13(水) st UMEDA CLUB QUATTRO
Open 18:00 / Start 19:00
Guest : NAGAN SERVER / STUTS
Info : キョードーインフォメーション / 0570-200-888 (11:00~18:00 ※日祝休業)

最終先着受付 11/4(土)12:00〜 e+(イープラス) 

https://eplus.jp/sai/ 前売り¥5,500[税込・D 別]

企画 / 制作 : Saikoro Records / KiKAi

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