【オフィシャルインタビュー】Friday Night Plans『Visitors』

Friday Night Plansが、2021年にスタートしたenaとの制作から4枚のEPをリリースし、本日6/30(金)に1stアルバム『Visitors』をリリースした。ジャケットアートワークは漫画家の小池桂一氏が制作。7月7日にYoutubeにて"Visitors"の映像を公開予定だ。アルバムのリリースにあたり、音楽評論家、原雅明によるMasumiとenaへのインタビューを公開する。

Friday Night Plansのアルバム『Visitors』について、Masumiとenaの二人に話を伺うためにWax Alchemyを訪ねた。多数のアーティストのプライベートカッティングを手掛けてきたマスタリングスタジオで、ダイレクトカッティングによるダブプレートの制作もできる。アルバムの大半はそこで制作されたが、二人がアイデアの交換や気に入っている音楽をシェアする場所でもあった。カッティングマシンが身近なところに置かれたスタジオの空間は居心地がとても良く、ここがFriday Night Plansの音楽に与えた影響を自ずと感じ取ることになった。

enaの存在を知ったのは、もう随分と前のことだ。UKのベースミュージックとLAのビートミュージックが重なるように動き始めていた2000年代末から2010年代初頭の潮流を知り、影響も受けたであろう彼の活動は、しかし、そこから一層深化していった。よりエクスペリメンタルなエレクトロニックミュージックの世界に進み、海外レーベルからリリースを重ね、ヨーロッパツアーを周り、『Berlin Atonal』のようなアートフェスにも招かれてきた。一方で、彼はポップスも手掛ける職業音楽家という顔も持つ。音響とノイズが交錯する世界と、歌と楽曲性が求められる世界を行き来してきた。

現在のFriday Night Plansの音楽には、enaのサウンドや培ってきた経験が反映されているが、それだけではない。オールディーズの歌から環境音まで、サウンドのテクスチャーに関心を持ち、日々生きていく中で音楽が機能していく側面を繊細に捉えてきたMasumiの音楽家としてのヴィジョンと、歌を新たに創出しようとするストーリーテラーとしての冒険心が相俟って生まれたものだ。

Friday Night PlansがこれまでのEPでレコードの音質や揺らぎに拘ってきたのも、単なるアナログ志向ではなく、スタジオと共にあるリアリティゆえのことだった。スタジオにはマジックがあると言ったのは、D'Angeloだったか、Erykah Baduだったか、記憶が定かでないが、Jimi Hendrixが残したスタジオ、エレクトリック・レディにSoulquariansの面々が集って音楽や映画をシェアして過ごした日々も、ネオソウルと呼ばれた音楽が生まれた大切な一部だった。そして、Friday Night Plansと『Visitors』もまた、大切なものの在り処を伝えようとしている。何よりも、二人の話がそのことに気付かせてくれた。

取材・文 : 原雅明

- Masumiさんとenaさんの出会いから訊かせてください。

Masumi - ちょっと違うことをやってみたいというのがあって、enaさんを紹介されて、2021年早々にいきなり会ったんです。そうしたら、もう次の週から制作が始まって、無茶ぶりもいいところですよね。その時、enaさんのこと何も知らないまま、本当にざっくりとした話しかしてなかったんです。

- 最初会った時は、どんな話をしたのですか?

Masumi - 私、Pan Sonicが好きで、2018年くらいに映画の挿入曲で使われて、それ聴いてすごいはまって、そこからエクスペリメンタルとかそういうの聴くようになり、やってみたいなと思ってたんです。どんなふうにやったらいいか、バランスだったりわからないから、そんな話をしました。でも、enaさんは「まあ、やってみようか」ってノリで(笑)。

ena - それで、一つ形みたいなのものが見えたのがスタートと言えばスタートでしたね。まあ、無茶ぶりもいいところなんですけど。

Masumi - 毎回会うたびに、こういうアーティスト、こういう曲を見つけたんだけどって、新しいものをお互いに共有して、これ面白そうだからそういう要素入れてみようとか、その都度何かチャレンジして、発見があって、良ければ採り入れて作っていった。明確に何かこういうものを作ろうっていうのがあるというより、試しながらっていう感じですね。ただ、歌モノではあるので、メロディーや言葉数、声の鳴り方、曲の中での存在感、そのバランスは、オールディーズからの影響もありました。というのは、小さいとき親がそういうコンピを聴いていたから。ちょっとベタベタなメロディーでも、こういうトラックに乗せたら面白いかもと試してみたり、そういう面白いバランスを見つけるようになっていったんです。

- そもそも、なぜPan Sonicや所謂エクスペリメンタルと言われるサウンドに惹かれたのですか?

Masumi - Pan Sonicを聴いたのは、『ビューティフル・ボーイ』という映画で、ティモシー・シャラメが息子役、『ジ・オフィス』というコメディ・ドラマに出ていたスティーヴ・カレルがお父さん役で、ドラック依存症の実話を描いた作品だったんですけど、実際に主人公の息子さんが当時聴いていた曲が使われていて、Massive Attackとか。

ena - Samphaも入っていたね。一応リード・トラックとして。

Masumi - そうそう、そういう曲がいろいろ入ってた。その時、観に行った映画館が古かったんですけど、その音響もすごく良かったんです。映画では、とても効果的に使われてて、一瞬で景色が見えるというか、言葉はないけど、音が好みだった。そういうのに興味持ってやってみたいなって思ったんです。

ena - Pan SonicのMika (Vainio)は個人的にも少し交流があったので、Pan Sonicが好きって言われたら、好き勝手にやっていいんだとなるじゃないですか(笑)。

Masumi - (笑)。自分も全然知らないこともたくさんあって、一緒にやり始めたときもこういうものを作りたいという明確なものがあるわけじゃないので、やりながら究極的に面白いものができればいいなと思ってました。好き勝手にやってもらって良かったですし、ヴォーカルも言葉がはっきり聞こえなくても。曲全体として、その要素として使うっていうのもありだし。最初はライヴも想定しないで作ってました。

ena - 2021年から作り始めて、2022年からライヴを始めた。だから、最初の1年は別にライヴのことは考えてないんです。

- ライヴも以前とは全く変わったわけですよね。

Masumi - ペダル、リヴァーブを使うのが多くなりましたね。曲を制作している時も、かけたまま録ってました。でも、それを1年間やってきたんで、ライヴでやるときもそんなに問題はなかったですね。トラックに対して、どこら辺がちょうどいいかという組み合わせ方とか、分量とか、そういうのをデモからやってると、もうその時点で完成に近くなるんです。ヴォーカルのヴォリュームがこれぐらい出るとか、こういう子音でこういう音が出てくるとか分かってきたりするんです。リアルで生で演奏している感じもあって面白い。

- ライヴでお客さんの反応はどうでしたか?

Masumi - 皆さん、座って聴いてくれてました。拝聴みたいな感じ(笑)。SNSをちょっと見たら、こういうふうなのを今やってるんだって驚いてる方もいらっしゃいましたし、こういうの初めて聴いて新鮮だった、面白かったって言ってくれる方もいたり、逆の意見もあったりして、いろいろな意見が見えた。このプロジェクト自体いろいろ研究し、試しながらやってるので、ライヴもその一つですね。

- そうした試行錯誤のベースになっているのは、やはりこのスタジオなのでしょうか?

Masumi - そうですね、例えば、曲に入れる何かの音やヴォーカルを一回レコードに切って、それを取り込んで、またいじって、ということをこれまでのEPではやってました。でも、今回のアルバムではレコードには切ってないですね。

- EPでは、なぜレコードの質感に拘ったのですか?

Masumi - やっぱりレコードを通すと急に質感が変わって、暖かみが出ることが結構あって、それが最初のEP(『Embers』)では「火」をイメージしたのにも合っていた。ホンダ(CMソング"HONDA")をやってた頃、自分がいたあたりって、ノイズが入ってるヴォーカルはなかったですけど、自分はオールディーズが好きだったから、そういう音質が好きだったというのもありますね。その音質をみんなに聴いてもらいたい気持ちもあったりします。別にそんなに珍しいものじゃないですし。

ena - 本当にレコードが好きだし、好きなものをやってみようって、動機は至ってシンプルでした。

- おそらく、聴く環境でかなり印象が変わる音楽ではないか思います。サブスクより、ちゃんとレコードで聴くとより伝わるでしょうし、それは少し敷居が高いことですけど、でもレコードでリリースする意味も見い出せる音楽ですよね。

Masumi - ライヴも外でやったり、地下でやったりもしているんですけど、聴こえ方が違いますね。私はいつもステージ側にいるんですけど、あっち(お客さん)側で聴いてみたいって、いつも思うんです。ライヴ来るたびにそういう楽しみがあるんじゃないかと。

- 楽器ではない音、環境音などに惹かれるのはなぜですか?

Masumi - 映画が大きいかもしれないです。環境音はまさにそうで、使われてる楽曲も良いとサントラを調べて聴くことはありました。この間観た『カモン カモン』という映画もすごい良くて、街の人にインタビューをするラジオのジャーナリストが、自分の妹の息子さんと一緒に過ごすことになる物語なんですけど、実際に街で録っている音が使われてたり、サントラも良くて、景色を彩ることもあるし、馴染んで聴こえてこないこともある。人の生活にそういうふうに曲が存在するのって、個人的に理想なんです。

- ヴォーカルが乗ると急に存在感が増して、歌がメインになりますが、今回のアルバムはヴォーカルがあってもそういうわけではないですね。

Masumi - enaさんが随時、これで良さそうとか言ってくれたんです。例えば、リバーブの分量を調節しながら、トラックとヴォーカルの境界が若干曖昧になる調整をしたり、途中でちょっとヴォーカルが浮き出してくるときもあれば、歪んだり、波が見えてきたり、ヴォーカルも歌詞だけじゃなく、音としても展開を作って聞こえるようになっているといいなって、そのバランスを探しながら作ってましたね。

- enaさんはJ-POPの仕事もやってきて、その作り方もわかった上で、Friday Night Plansでは違うことをやってますよね。

ena - わかった上でやってるっていうのが、結果的に俺の強みになってるし、基本的に歌モノの作り方ってそれはそれで難しくて、普通にトラックメイカーの人が作ると、ただ歌を乗っけたものになっちゃう。歌モノをどう作れるかは、ちょっとした特殊能力だと思うので、そこをわかった上でいいところは使うけど、そっちにならないようにすることは気にしてるし、好きなものが多分単純にそこに行き着くだけだったと思うんです。やり方はわかるんで。

- あと、このスタジオ環境だからできたんでしょうね。日本だとなかなかない環境だと思います。

ena - そう、海外だとこういうのが誰かの家のガレージとかにあるイメージだけど、日本にはこの感じはないですよね。

- スタジオの空気感とか、エンジニア含めた作品を作るために関わった人の存在も大切で、音楽と共にそれも伝わるといいですよね。

ena - それこそ、50年代、60年代って、レーベルごとにスタジオを持っていて、音がまず違うじゃないですか。Blue Noteもスタジオ引っ越したら音が変わったり、Motownもそうで、機材も自分たちで作ってましたよね。だから、その場所でしかない音っていうのは実際あるんです。アルバムを作ってる去年の夏ぐらいに、たまたま友達に音を聴かせたら、Godspeed You! Black Emperorのサイド・プロジェクトの、何だっけ……。

Masumi - Set Fire to Flames。

ena - そう(笑)「それみたいだね」って言われて、実際、音楽的には似てないんですけど、そういうのも面白いなと思ったんです。音の実験性というか、そういうところに通ずるものがあるんだって。

- enaさんから見てこのスタジオの特徴は?

ena - ここはマスタリングもやるスタジオなんで、マスタリングの機材が普通に使えるのと、あとカッティングできるし、それからこれだけ大きいサイズのATCのスピーカーが入ってる場所って、日本にないんですよね。マスタリング・スタジオじゃないとこのサイズは入れないので。海外だとたまにレコーディング・スタジオにあるんですけど。こういうスピーカーで作業できるのはめちゃくちゃでかいですね。あとはここの広さもちょうどいいし。

- このスタジオで日々作業していく中で、段々、アルバムの完成形が見えてきたのでしょうか?

Masumi - 結構早い段階でできた曲が3、4曲あって、でもアルバムのイメージがまだ湧かなくて、ただ「The Boat」って曲のデモを聴かせてもらった段階で急にアルバム全体のイメージ、こういう感じでパッケージしたいっていうイメージが湧いたんです。だから、この曲がアルバムのキーになった気はします。私、いつも歌詞書くとき、日誌みたいな感覚で書いてることが多いんですけど、"The Boat"を聴いたときから、丘の上に小さい家があって、何もなくて、そこに住んでる人とそこを訪ねてくる人、古い友人だったり、そこでの生活だったりっていうイメージが浮かんできて、それから発展させて書いたんです。そこに住んでる人も、どこかからそこに訪ねてきた人もいて、留まったり、流れたりっていう時間の流れ、変わっていくもの、そういう話をずっと他のEPでもしてる気がします。またアルバムでもしてるっていう感じですね(笑)。ぱっと見たら何でもない日常を切り取っても、そこにちょっとドラマがあって、でもやっぱり何もなくて、ただ変わってくことに寂しさを覚えたり、でも、そういうものだからって受け入れたりとか、っていうお話で。

- それで、アルバムタイトルは『Visitors』なんですね。

Masumi - そうですね。ネガティヴな意味じゃなくて、どっかに行っても、自分の家にいても、自分が訪ねてきた人みたいに感じるというか、わかんないですけど、みんなもそうなのかなって思ったりして。生きてる中で、人の営みがあって、普通に過ごしていたらあまり意識しないと思うんですけど、だから意識してちょっと書きたかった。自分のところに訪ねてきた人と関係が生まれて、その人と疎遠になったり、自分も別のところに行ってみたり、いろんな環境で自分が変わっていったり、またそこで誰かと再会したり、っていう、何となくそれについて考えることが過ごしてる中で多くて。歌詞もそういうことを書こうと思っていつも書いてるわけじゃないので、自然とそういうものが出てくるんです。

- まさに映画的というか、俯瞰したストーリーですね。

Masumi - 自分の家に住んでるけど、自分の居場所としてフィットしてる感じがない。そういう人が浮かんできて書いた話だったり、その家に訪ねに来る人が車を運転しながら、その人の家に向かってる間の話だったり、そういうのを書いてたんで、『Visitors』ってタイトル付けたんです。私は曲を聴いて浮かんできたイメージに対して物語膨らませて、自分のいつも考えてること、日記みたいなことを当てて書いていくので、いつもタイトルが最後に来るんです。

- enaさんとやり始めてから、歌詞を書くことでの変化はありましたか?

Masumi - 初めてトライしたこととしては、メロディーが決まる前に、歌詞を全部書いてしまった。トラックがあってメロディーを考えてつけて、歌詞を入れるっていうパターンが多いと思うんですけど、歌詞を先に書いて、歌いながら出てきたメロディーで曲を作るという、歌詞が先行してたというのは初めてやったことですね。聴きながらメロディーを作っていくのはあるんですけど、その場でアドリブじゃないですけど、歌いながら付けるっていうのは初めてだから、すごい変わった譜割りができたと思います。言葉が普通だったらしないだろうっていうところで区切られていたり。

- enaさんから見て、Masumiさんとの作り方はどうでしたか?

ena - 例えば普通のJ-POPって、大抵はいろいろ大人の事情で作るじゃないですか。コンペティションがあって曲決めて、歌詞作って、そういうのは全部仮歌でやって、もうほとんど完成形に近いようなデモを作ってから、ようやく歌う本人が登場するみたいなのが、メジャーの作り方。でも、今回そういうのはなく、ここで音を出していい感じだったらOKで、シンプルです。別に大人の事情も何もないし、これでいいんだと思います。

Masumi - そこの判断も、私がこれ大丈夫かなって思うところがあっても、enaさんが「全然大丈夫、いいよ」ってなるんで(笑)。私も型にはまりに行こうとしちゃうのがなくなった気がして、「これOKだな」って思える。そういう判断の仕方が変わったっていうのはありますね。私は「OK、これいいね」って言われたら、そのたびに自分の中で経験値を重ね、自分の中で判断するための要素みたいなものが増えていって、すごい学んでいることが多いですね。ただ、enaさんは本当に「いいじゃん」って言ってるだけかもしれないですけど(笑)。

ena - (笑)。今回、普段と違って、ena名義で話が来て、名前を出すってことは完全に俺判断になってくる。だから、そこで割と思い切ってやれたというのはありますね。別に置きに行かなくてもいいし。何か最初に作ってみて、これじゃ絶対駄目だって言われたら、もう普段の仕事名義でやればいいのかなっていう保険はなんとなく一応は考えてはいたんです。普通にR&Bとか作ればいいなと。そういう一応置きに行くスキルはあるんで。

Masumi - 持ってきたトラックだったり、今回こういうソフトをかけてみようかっていう提案だったりも、置きに行かないで来てくれたから、私も楽しかった。思いついたら何かトライしてみたくて、私もそういうのを求めてましたし、enaさんもそのままでこのプロジェクトに参加してくれたんで、最初からああいう曲が出来たんだと思います。

ena - あと、Masumiちゃんが「これ知ってますか?」って持ってくるのが普通に俺の友達だったんで、 M.E.S.H.とかPANレーベル、Young Echo周りとか、Emptysetとか、割とその辺のアーティストを普通に聴いていたので、もうこっちから何も置きに行く必要もないし、話早いですよ。とはいえ、歌がメインのプロジェクトでやってるから、実験的だけどアカデミックにやる気もないし、ノイズのアバンギャルドとかに行く気もないし、音楽的に実験的でも普通に聴けるもの、普通に聴けるって人それぞれですけど、歌、メロディーを活かしたものにしようと、そこはちゃんと考えてました。

Masumi - Friday Night Plansは、アーティスト名ではあるんですけどプロジェクト名でもあるんで、歌を歌うだけというより、どういう曲を作りたいか、どうしたらいいかを一緒に考えてやる、当たり前のことですけど。

ena - 当たり前のことだとは思うけど、なかなか業界的にそれが当たり前になってなかったんですよ。でも、やった方がいいし、やった方が面白い。

Masumi - 終わった後に歌だけしかやってないなって思うのが嫌だというか。enaさんはわからないことがあればすぐ教えてくれますし、私もこういう感じにしたいっていう理想があっても、それをどう形容して、どう伝えれば、そういうふうにすることができるのかっていうのがわからない。けど、とりあえずいろいろ訊いてみて、イメージを伝えてみて、教えてもらって、見えてきて、それでまた一つの曲ができて、そうすると次の曲を作るときも、EPを作るときも活きてきて、っていう積み重ねがこの2年間ぐらいあるから、今回のアルバムでは、特にもっと反映できた気がします。

Info

Visitors

T1 intro: visitor
T2 What if we
T3 Lost in the woods
T4 skit: recollection
T5 Incomplete
T6 interlude: connection
T7 I'm a bee you're a flower
T8 interlude: fragment
T9 Our place
T10 Sit on a sofa, we talk
T11 skit: relief
T12 The boat
T13 interlude: answer me
T14 On my way

配信URL
https://linkco.re/UQxmvzH1

Lyrics by Friday Night Plans
Music by Ena, Friday Night Plans
Mastered by Wax Alchemy
Manager : Ryohei Watarai
Editor : Shotaro Ito

Art work by Keiichi Koike 

RELATED

【インタビュー】DYGL 『Cut the Collar』| 楽しい場を作るという意味でのロック

DYGLが先ごろ発表したニューEP『Cut the Collar』は、自由を謳歌するバンドの現在地をそのまま鳴らしたかのような作品だ。

【インタビュー】maya ongaku 『Electronic Phantoms』| 亡霊 / AI / シンクロニシティ

GURUGURU BRAIN/BAYON PRODUCTIONから共同リリースされたデビュー・アルバム『Approach to Anima』が幅広いリスナーの評価を受け、ヨーロッパ・ツアーを含む積極的なライブ活動で数多くの観客を魅了してきたバンド、maya ongaku

【インタビュー】Minchanbaby | 活動終了について

Minchanbabyがラッパー活動を終了した。突如SNSで発表されたその情報は驚きをもって迎えられたが、それもそのはず、近年も彼は精力的にリリースを続けていたからだ。詳細も分からないまま活動終了となってから数か月が経ったある日、突然「誰か最後に活動を振り返ってインタビューしてくれるライターさんや...

MOST POPULAR

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

Floating Pointsが選ぶ日本産のベストレコードと日本のベストレコード・ショップ

Floating Pointsは昨年11月にリリースした待望のデビュー・アルバム『Elaenia』を引っ提げたワールドツアーを敢行中だ。日本でも10/7の渋谷WWW Xと翌日の朝霧JAMで、評判の高いバンドでのライブセットを披露した。