女性ラッパーの歴史を描いた書籍『シスタ・ラップ・バイブル』が刊行
女性ラッパーの歴史をイラストと共に紹介する書籍『シスタ・ラップ・バイブル』が河出書房新社から刊行された。
『シスタ・ラップ・バイブル』はシーン黎明期に暗躍した女性ラッパーの闘争から、先駆者Roxanne Shantéの活躍、そして彼女に続くQueen Latifah、Lil Kim、Lauryn Hill、そしてNicki MinajやCardi B、Lizzoといった現在の女王までをイラストとともにわかりやすく紹介。ローカルシーンを支えた女性ラッパーやワンヒットワンダーまでをくまなく網羅し、何から聴いたら良いか迷う初心者にも、最新の潮流を掴みたい上級者にもマストな一冊となる。さらに、Black Lives Matter以降の新しいフェミニズムを知るための教科書としても最適な内容に仕上がっている。
Info
シスタ・ラップ・バイブル――ヒップホップを作った100人の女性
クローヴァー・ホープ著/押野素子訳(2,990円+税/B5変形/全ページ4色/240ページ/2022年2月25日配本/河出書房新社)
【著者略歴】
クローヴァー・ホープ(Clover Hope)/ライター、エディター。2005年、ニューヨーク大学を卒業。ヴォーグ、エル、ビルボード、ワイアード、ニューヨーク・タイムズ、XXL、GQ、コスモポリタン、ナイロン、ヴィレッジ・ヴォイスなどに寄稿。ニューヨーク大学でカルチャー・ライティングを教える。
押野素子(Oshino Motoko)/翻訳家、東京都生まれ。米・ワシントンDC在住。青山学院大学国際政治経済学部、ハワード大学ジャーナリズム学部卒。訳書に『ヒップホップ・ジェネレーション[新装版]』、『フライデー・ブラック』、など。著書に『禁断の英語塾』、『今日から使えるヒップホップ用語集』など。