【インタビュー】Teno Afrika|アマピアノというライフスタイル
南アフリカのタウンシップから生まれたダンスミュージック・アマピアノは、今や南アフリカだけでなくアメリカやヨーロッパ、ナイジェリア、そしてここ日本など、世界中のダンスミュージックラバーに愛される音楽となった。とはいえアマピアノが世界に拡散された2020年以降、パンデミックの影響で南アフリカのアーティストが来日する機会が今までに無かったこともまた事実である。
そんな中、昨年11月に静岡県掛川市にて開催された音楽フェス『FESTIVAL de FRUE 2021』に、Awesome Tapes from Africaからリリースを重ねる南アフリカはヨハネスブルグ出身のプロデューサー・Teno Afrikaが出演した。今回FNMNLでは、TYO GQOMのメンバーであり南アフリカの音楽に精通するDJのmitokonと、初の国産アマピアノ作品『This Is Japanese Amapiano EP』やシングル“East Bird”をリリースするプロデューサー/DJのaudiot909という、日本におけるアマピアノのパイオニアとも言える2人によるインタビューを掲載する。
南アフリカ現地におけるアマピアノの歴史や動き、その背景に存在する思想、プロダクションのTipsに至るまで、これまで我々が知ることが困難であった事実が幅広く網羅されたインタビュー。史料としても貴重な、必読の内容となっている。
取材:audiot909、mitokon
構成:山本輝洋
通訳:Kaz Hamaguchi
photo:ebi makoto
- 昨日のDJ素晴らしくて、僕たち凄く興奮しました。日本のクラウドはいかがでしたか?
Teno Afrika - ありがとう!南アフリカのクラウドはクレイジーな感じだけど、日本のクラウドはワイルドだったよ(笑)。
- 日本ではまだTeno Afrikaというアーティストを知っている方が少ないので、まずは簡単な自己紹介をお願いします。
Teno Afrika - 南アフリカのヨハネスブルグ出身で、22歳だよ。
- 音楽を作り始めたのはいつからですか?
Teno Afrika - 7、8歳くらいから色々な音を使ってミックスする遊びをしていて、2013年に初めてFL Studioをゲットしたんだけど、2014年にPCが壊れてしまって、その後は何もしていなかった。でも2017年にラップトップを手に入れて、僕のアパートの隣に住んでいた人がたまたまDJをしていたから、よく遊ぶようになったんだよ。その後2018年に「DJのコンテストに出てみれば?」って勧めてもらったんだよね。その時はDJのやり方も知らなかったんだけど、やってみたらクラウドが凄くクレイジーで。「いけるんじゃないか」と思って、2019年に最初のシングル“Remember”をリリースしたんだ。みんなが褒めてくれて、そこからひたすらやり始めた。そして、去年Awesome Tapes from Afrikaから連絡が来たんだよ。
- 楽曲はSoundCloudなどでリリースしていたんでしょうか。今も“Remember”は聴けますか?
Teno Afrika - YouTubeだったんだけど、今もあるよ。でもオールドスクールなアマピアノって感じだね。2018年に盛り上がったアマピアノのムーブメントに乗ってやり始めたんだ。 YouTubeだけに上げてたんだけど、友達に「お前違うプラットフォームにも載ってるぞ」って言われて(笑)。色んなところに拡散されていたよ。
- 南アフリカではそういうことがよくありますよね。
Teno Afrika - いつものことだね(笑)。
- アーティストにとっては、その状況はいかがですか?
Teno Afrika - 素晴らしいと思うよ。勝手に広がってくれるからね。その時も嬉しかったし、今も別に気にしていないよ。
- なるほど。やっぱりその辺りの文化の違いは面白いですね。Awesome Tapesから声をかけられた時はどう感じましたか?
Teno Afrika - 2020年の1月ぐらいにコンタクトを受けて、その時は「ちょっと考えさせて」って感じだったよ。でも5ヶ月後、ロックダウン中にDJが一切無くなって、自分の音楽を世に広める方法を考えた時に、もう一回Awesome Tapesに連絡したんだ。
- コロナが大きな要因だったんですね。
Teno Afrika - もしもコロナが無かったら、今まで通りのことをずっと続けていたかもしれない。コロナがあったから「やってみよう」と思って、僕の方から連絡したんだよ。
- では、コロナが無ければあなたが日本に来ることも無かったかもしれないんですね。
Teno Afrika - その通りだよ。ありがとうって感じだね(笑)。
- コロナがあって唯一良かったことかもしれないですね(笑)。コロナ以前も多くのパーティでDJはしていたんですか?
Teno Afrika - 沢山ではないけど、いくつかのクラブでDJはやっていたよ。
- 活動をしていたのはヨハネスブルグとプレトリアのどちらが多かったですか?
Teno Afrika - プレトリアだね。ショーには呼ばれていたけど、お金は一切貰っていなかったんだ。自分で交通費を払ってDJしに行っていたんだけど、それはただ自分の音楽を世に出したいという気持ちからだった。
- それが今では日本に呼ばれてDJをするような状況に変わりましたが、それについてはどうお感じですか?
Teno Afrika - とても大きく変わったね。でも、ノーギャラでやっていたことにも大きな意味があったと思ってるよ。当時は誰が聴いているか分からなかったからね。僕は「House of Amapiano」と「Amapiano Hours」っていうラジオショーを南アフリカとロンドンでやっていて、番組にミックステープを送ってくる人もいるんだけど、中にはお金が払われないことに文句を言う人もいる。でも、音楽を世に出すってことが重要なんだ。僕だって払われていなかったしね。
- でも、Awesome Tapesからリリースしてからはより大きな反響を得られるようになりましたよね。どのようなリアクションがありましたか?
Teno Afrika - ポジティブな反応を沢山貰えたよ。南アフリカだけじゃなくて、ブラジルや日本からも反応があった。
- 今回日本からオファーが来てどのようにお感じでしたか?
Teno Afrika - とても興奮したよ。でも「日本......行ってみるか」みたいな感じだったね(笑)。
- プレトリアはFocalisticの出身地でもありますが、彼は地元ではヒーローという感じなんでしょうか?
Teno Afrika - 彼はとてもビッグなアーティストだよ。ずっとヒップホップのアーティストだったんだけど、彼がアマピアノに転向してMajor League Djzとの1st EP(編注:『Ase Trap Tse ke Pina Tsa Ko Kasi』)を出してからは、南アフリカからアマピアノ以外のジャンルが消してしまうぐらい流行したんだ。彼は南アフリカで最高のアマピアノのボーカリストだよ。フォロワーは沢山いるけど、彼がナンバーワンだね。
- とても大きな影響があったんですね。例えばFocalisticやMajor League Djz、Kabza De Smallなど、南アフリカにはとてもポピュラーなアマピアノのアーティストが多くいますよね。そのシーンとTenoさんがやっているアマピアノには少し違いがあると思うんですが、そのポップなシーンとご自身がいるシーンに違いは感じますか?
Teno Afrika - Major League Djzはとても長くゲームの中にいるアーティストで、アマピアノ以前にも人気があったんだよ。それ以前にもヒップホップやニューエイジクワイトといった他のジャンルを経てアマピアノに行き着いたから、より長いキャリアを持ってる。でも、僕も頑張ってMajor League Djzがいるような場所に行きたいと思ってるよ。
- よりメジャーになることを目指して活動しているということでしょうか?
Teno Afrika - Black Coffee(編注:南アフリカの伝説的ハウスDJ)のようになりたいんだ。僕は小さい頃からBlack Coffeeの大ファンだったんだよ。彼はアマピアノじゃなくてトライバルハウスのDJだけど、トライバルハウスを世界的なものにした。僕は彼のように、アマピアノを世界的なものにしたいと思ってるんだ。
- ありがとうございます。やはりBlack Coffeeは南アフリカの方々にとって国民的なヒーローなんですね。
Teno Afrika - 彼は南アフリカで最高のミュージシャンだよ。僕も彼のように世界中を旅したいと小さい頃から思ってたんだ。僕にとってのヒーローだね。
- 素晴らしいです。南アフリカの人々は、ハウスミュージックやクワイトといったジャンルがとても好きな印象があるんですが、いかがでしょうか?
Teno Afrika - 南アフリカでは元々ハウスが人気で、その後にヒップホップ、スロウジャムが流行って、その後にGqomが流行ったんだ。その順番にポピュラーになったんだけど、アマピアノの登場で全て持っていかれたんだ。何故ならアマピアノはハウス、クワイト、ジャズ、バカルディ、ヒップホップのミクスチャーだからなんだよ。中にはアマピアノが一、二年で消えると思っていた人もいるけど、一ヶ月ごとに新しいアーティストが登場した。小さい子供でもシーンに参加し始めたし、YouTubeでも多くの新しいアーティストを見かける。Awesome Tapes from Africaからリリースしている新しいアマピアノのアーティストもみんな良いと思うよ。
- なるほど。アマピアノはハウスミュージックやクワイトが元になった音楽ですが、特にクワイトやバカルディハウスがアマピアノの基礎になっていると私は感じていて。Tenoさんはまだ若いアーティストですが、昔からオールドスクールなクワイトやバカルディを聴いてきたんでしょうか?
Teno Afrika - ハウスやクワイトはよく聴いていたよ。でも、バカルディはそんなに聴いていなかった。
- バカルディは大体どれくらいの時期に流行った音楽なんでしょうか?
Teno Afrika - バカルディはプレトリア発祥の音楽で、人気だったのは南アフリカ全体というよりプレトリアの中でのことだった。南アフリカ全体でそこまで人気の音楽というわけではないね。
- 何故この質問をしたのかというと、バカルディというジャンルは日本では殆ど知られていなくて、情報が凄く少なくて。南アフリカの音楽をずっと聴いているのですがあまり情報が無くて、DJ Mujavaの“Township Funk”が日本では多少有名なんですが、他には殆ど情報が無いんですよね。
Teno Afrika - バカルディについての情報が少ないのは、プレトリア以外ではあまり大きなムーブメントではなかったからだよ。ちょっと流行した楽曲はあるけどそこまでポピュラーなものではなかったね。
- だから情報が少ないんですね。それでもバカルディはアマピアノの元にはなっているということでしょうか?
Teno Afrika - アマピアノで使われている多くの音はバカルディから来ていると思う。アマピアノに大きな影響を与えているよ。例えばMellow & SleazyやFelo Le Teeはバカルディの古い音をアマピアノに使って、大きなトレンドになっている。DJ MaphorisaやFocalistic、Felo Le Tee、Mellow & Sleazy、El Maestroはオールドスクールなバカルディを新たなアマピアノのトレンドにしたんだよ。
- Felo Le TeeとMyztroの“66”は最近のアマピアノと音色が少し異なると感じていたんですが、バカルディの音色に近いと思っていたんです。
Teno Afrika - そういうことだと思うよ。あと、MDU a.k.a TRPがいなかったら今のアマピアノは無かったと思う。彼のキーボードの使い方はアマピアノのオールドスクールを形作ったんだよ。しかも、アマピアノをポピュラーなものにした理由はログドラムのサウンドだと思うけど、MDUがFL Studioに入っているログドラムのサウンドを発見したんだ。初期のようなピアノだけのアマピアノじゃ今ほど流行らなかったと思うよ。
- 日本のリスナーの殆どが知らない情報ですね。とても感動しました......。
Teno Afrika - 初期のKabzaのようなオールドスクールなアマピアノはキーボードとシェイカーのサウンド、少しのパーカッションだけで出来ていたけど、MDUは今のアマピアノを形作ったパイオニアの一人だね。みんな彼に感謝するべきだと思うよ。
- 僕たちは長くアマピアノを研究しているんですが、今は答え合わせをしているような気分です。
Teno Afrika - 僕が初めて好きになったアマピアノのアーティストはJazziDisciplesなんだ。“Sgubu Sa'bantwana”がきっかけで好きになったんだよ。
- 昨日の夜もアンコールでJazziDisciplesをプレイしていましたね。そうして色々なアマピアノの進化があって、そこをTenoがさらに進化させていますよね。
Teno Afrika - もう一曲、アマピアノに影響を与えた楽曲としてはGaba Cannalの“Let It Be”もあるね。この曲は当時タウンシップで毎日のように掛かっていたんだ。小さい子供たちもこの曲を知っていて、踊っていたね。それで「この曲は何なんだ?」と思って聞き回ったんだよ。アマピアノのプロデューサーは凄く若い頃から活動を始めるんだ。
- シーンの中心が若い人たちになっているんですね。若い人たちにとってアマピアノはどういう存在なんでしょうか?音楽以上の意味があるものなんでしょうか。
Teno Afrika - アマピアノはライフスタイルそのものだよ。音楽だけじゃなくて、服やダンスがライフスタイルになったものなんだ。
- 「Amapiano is a lifestyle」というワードは前から聞いたことがあったんですが、その言葉の意味がちゃんと理解出来ていないところがあって。それは自身の外側のスタイルのことなのか、それとも人生観としてのライフスタイルなんでしょうか?
Teno Afrika - アマピアノは多くのことに影響を与えているんだ。人々がどのように着飾るか、どのように踊るのか......外見のことだけじゃなくて、内面にまで影響して多くのことを変えたからこそ「Amapiano is a lifestyle」と言っているんだよ。実際に変化しているから、そこには外も中も無いんだよ。例えばKabza De Smallも、人気になるまではタダ同然で活動していたような人だった。でもアマピアノによって彼の人生が変わったんだ。家も車も、ログドラムによって変化したんだ。それだけじゃなくて、アーティストたちの周りにいる人々にも大きな影響があった。例えば彼らがクラブに行く時にタクシーに乗れるようになって、タクシーの運転手が利益を得たり、クラブのオーナーが利益を得られるようになったり、服を作っている人たちにも影響があったりね。個人だけじゃなくて、社会そのものを変化させた音楽なんだ。
- 南アフリカの人々にとって音楽が這い上がるための手段であることはずっと感じていて。例えばタウンシップ出身のアーティストがそこから這い上がるために新しい音楽を作るということもありますが、「Amapiano is a lifestyle」についてのお話を訊いていると、人々が生きていくために、みんなが分配して広げていくものなんだということが分かりました。
Teno Afrika - その通りだよ。アーティストだけじゃなくて社会やタウンシップにとって良いものになるんだ。アマピアノが掛かっていれば人が集まるからね。ビッグなアーティストじゃなくても、アマピアノが掛かっていればそこに人が集まって、チケットから利益を得られる人が現れる。それが生活を良くすることにつながっていくんだ。
- ライフスタイルというだけあって、社会的な影響が本当に大きかったんですね。アマピアノはアーティストたちがお金を得る手段でもあり、シーンそのものが大きくなることで南アフリカの人々や子供たちにも良い影響を与えるものになっているということでしょうか?
Teno Afrika - そうだね。アマピアノによって、タウンシップの12歳やそこらの子供たちが一生懸命パソコンに向き合いながら制作を始めたんだ。それはストリートに出て犯罪や薬物に手を染めることを抑止する力にもなっていると思うし、その結果若いアーティストが次々と出てきたんだよ。毎月のように新しいアーティストの新しいヒット曲が出てくる状況になっているからね。
- 凄いお話ですね......。Tenoさん自身も社会や自分自身のことも含めて凄くよく考えていて、その上で活動されているんだということが伝わりました。
Teno Afrika - そうかもしれないね。例えばKabzaは若いアーティストを次々とフックアップしているけど、僕もそのレベルに達したいと思っているよ。彼らをゲームに取り込んでいくことが、最終的には社会を良くすることに繋がってくるからね。
- あなたならそれが出来ると思います。
Teno Afrika - そうだね、数ヶ月の内にやって見せるよ(笑)。
- あなたの目から見て、今後のアマピアノはどのように変化していくと思いますか?
Teno Afrika - アマピアノには今多くのサブジャンルが生まれているよ。Commercial AmapianoやSoulful Amapiano、Skrr Gongというサブジャンルもある。Skrr GongはENTITY MUSIQというプロデューサーがいたりするんだけど、ログドラムの鳴りがクレイジーで、お気に入りなんだ。
- それらのサブジャンルが今後流行すると?
Teno Afrika - そんなに多くの人が知っているわけではないけど、これらがもっと評価されるべきだと思っているよ。サウンドシステムで聴いたらヤバいことになると思うね(笑)。
- プロダクションについてもお訊きしたいのですが、あなたはPurityをかなり多く使っていますよね。
Teno Afrika - Purityも使っているし、HypersonicやAlbino、GMS(編注:FL Studio内蔵のベース音源)、Morphine、Nexusの最初のバージョンも使ってるよ。Nexusはとても良いサウンドだよね。
- Purityはマスターピースですよね。
Teno Afrika - GMSはサブベースやログドラムに使っているんだ。Tremolo Signalやパッドも使ってる。お気に入りのプラグインやソフトシンセは沢山あるね。マスターにはOzone 4を挿しているよ。
- アマピアノのプロデューサーは、どうしてみんなFL Studioを使用しているんでしょうか?またプロダクションの手順も教えて頂きたいです。
Teno Afrika - ただログドラムのためだよ(笑)。キックやシェイカー、パーカッションのパターンを作って、その後にコードとログドラムを追加して、それで終わりだよ。基本になるのはベースとシェイカー、パーカッションだね。
- 日本の多くのプロデューサーもアマピアノを作ることにとても関心があるので、とても貴重な情報になると思います。
Teno Afrika - アマピアノのキックは強くなくていいんだ。ログドラムがあるからね。でも、基本になるのはキックとシェイカー、パーカッションのパターンだよ。そこからはみんなが好きなように広げていけばいい。
- テクニカルな質問ですが、ログドラムを太い音にするコツを教えていただけますか?
Teno Afrika - Punchy Drumっていうミキサープリセットを使っているんだ。でも、説明するのは少し難しいね。凄く色々な方法があるよ。複数のプリセットのログドラムを重ねて、ベロシティを調整したりもするね。そこにサブベースを下に追加するんだ。名前を忘れたけど、他にも太い音を作るミキサープリセットがあるよ。最近はログドラムの代わりにTube Bassを使用している曲も増えてきているね。
- あなたはJ.E. Sample Packというサンプルパックも使用していますよね?
Teno Afrika - 殆どのアーティストがそのサンプルパックを使っていると思うよ。でも、沢山のサンプルパックがあるね。自分のサンプルパックを作るプロデューサーもいるよ。名前は忘れたけど、Kナントカってサンプルパックも使ってる(笑)。
- なるほど。Tenoさんは次はどのようなスタイルの楽曲を作ろうとしているんでしょうか?
Teno Afrika - 新作をAwesome Tapesから2月4日に出す予定だ。“Where You Are”って曲は凄くソウルフルで、ログドラムがクレイジーなことになっているよ。昨日もアルバムから数曲をプレイした。プロダクションの方法が変わったから、前作とは全く違う音がすると思うよ。
- 最後に、今は日本やヨーロッパ、アメリカ、アフリカの他の国など、多くの国のプロデューサーがアマピアノを制作したり、DJでプレイしていると思います。そのことについてはどうお考えでしょうか?
Teno Afrika - とても良いことだと思うよ。僕は他のジャンルのアーティスト、例えばFed Contiの“Coke & Wine”のアマピアノリミックスをやったり、日本のアーティストとも共作しているよ。沢山のアーティストと一緒にやっているんだ。アマピアノは世界中の音楽と組み合わせることが出来る音楽だし、単にシーンや音楽だけの話じゃなくて、そうしていくことで世界中を包み込むことが出来る。僕も、そのようなアーティストになっていきたいと思っているよ。
- ありがとうございました。