【インタビュー】ミツメ 『Ⅵ』 |バンドの新しい可能性を開く

デビューからはや11年。今や日本のインディー・ロック・シーンの先端にして中枢というべき確固たる地位を築くに至ったミツメ。そうした盤石の存在感を獲得していく一方で、彼らの奏でる音楽そのものは、初期から少しも変わることない軽やかさと柔軟な機知に貫かれてきた。

シンセサイザーのきらびやかな音色をまとった前作『Ghost』から一転、ごくシンプルなタイトル冠された最新アルバム『Ⅵ』は、今一度彼らの原点ともいうべき生のバンドアンサンブルが主軸に置かれ、今バンドが新たなフェイズに突入したことを高らかに知らしめてくれる。巧みさを増したソングライティング、豊かなリズムパターン、アイデアに満ちたベースラインとギターフレーズ、そして、いつにも増して清涼な詩情を運ぶ川辺素のヴォーカル。バンド史上もっとも「バンドらしい」作品ともいえる本作は、その実、彼らにとっても初めての経験となる「非バンド」的なコミュニケーションを通じて完成されたという。膝を突き合わすことが禁じられた期間だからこそ見えてきた、新たな創作の可能性とは。メンバー4人に話を訊いた。

取材・文:柴崎祐二

撮影 : トヤマタクロウ

- 昨年から配信シングルを定期的にリリースしてきましたね。こうした連続リリースにはどんな意図があったんでしょうか?

川辺 - 前回のアルバム『Ghosts』は、アイデアを溜め込みながら根を詰めて制作して一気に放出したって感じだったんですけど、今回は、その状態からあまり間を空けずポンポン曲を出していって、最終的にアルバムという形にまとまっていったらいいなという気持ちがあったんです。そうしたら、『eye』(2012)年以来ずっと録音で使ってきた新宿のスタジオグリーンバードが閉まるっていう情報が流れてきて、じゃあ最後にグリーンバードでちゃんとしたものを録っておこうと思って、シングル3曲分を制作したんです。一方で、コロナが本格化してきたことでライブもできなくなっていって。そんな時期でも新曲はリリースしていきたいなと思って、ああいった形で連続的に出していくことになりました。並行して、メンバーそれぞれがリモートで曲を作りながらレコーディングを続けていって、アルバムとしてまとめたのが今作ですね。

- リモート作業が増えたことで制作のペースが崩れてしまったりは?

川辺 - 普段とは違う作業工程ではあったけど、ライブを並行してやっているときのように頭の切り替えを必要としないぶん制作に没頭することになって。それが結構新鮮で、別の楽しさがありましたね。

須田 - 家でじっとしている期間、最初は何も手につかないみたいな気持ちもありましたけど、個人的にミツメ以外の仕事でいくつかやることがあったりとか、それが頭を切り替えるきっかけになりました。一人でじっくり作業する時間が今回の作品作りには大きな影響を与えていると思います。

- これまではどんなやり方がメインだったんでしょう?

須田 - 基本は四人で一箇所に集まってDAWに向かってセッションをして、それをもとにアレンジを決めてレコーディングスタジオに入るという手順でした。今回もデモが固まったあとの本RECの作業はみんなでスタジオに集まって作業しましたけど、それ以前の段階の作業工程が大きく変わりました。

- そういった作業方法の変更が音楽自体に与えた影響はあると思いますか?

川辺 - かなりあると思います。皆が集まって曲作りの作業をすると、どうしても時間的な制約が出てきてしまうんですよね。たとえば、終電時間とか(笑)。今回はそれがなかったし、他のメンバーのアクションが即座に反映されない分、一人一人がそれぞれの環境で詰めていった要素が作曲にもアレンジにも残っていると思います。

- 全体的に、これまでに比べても作曲面での練度の高さを感じました。

naakayaan - みんなが煮詰めてきた色々な要素が、 絶妙なバランスで曲に載せられているという印象がありますよね。

- バンドって、一般的には、リハスタで顔を突き合わせてセッションを重ねていくうちにアンサンブルが練り上げられていくっていうイメージがあると思うんですが、今回はむしろリモートの作業を通じてそういう強度を獲得していったっていうのがとても面白いですね。

nakayaan - 確かにそうですね。

- 前作『Ghosts』では、大竹さんが導入した古いデジタルシンセサイザー(YAMAHA DX100)のサウンドが特徴的でしたが、本編ラストに収録されている先行シングルのでもあったM12“トニック・ラブ”以外は、そういった要素が聴かれず、生楽器の存在感がせり出してきたように感じます。

大竹 - 今回、自分の中のテーマとして、ギターで出来る事をもっと探ってみたいというのがありました。前作までの時間制限のある曲作りの環境だと、わかりやすい変化や成果を求めてつい劇薬的に電子音に頼っていたようなところもあって(笑)。今回は、電子音を織り交ぜて質感を作り上げていくよりも、ギターのフレーズやリズムを突き詰めていく、という意識ですね。

- 自らが聴く音楽も変わってきた?

大竹 - 前作ではちょうど電子音楽を重点的に聴いていた時期だったんですけど、このところはそこから少し離れていて。今回の制作前に聴いて特に刺激を受けたのが、ジャズギタリストの高柳昌行さんの音楽。本格的にフリーインプロヴィゼーションの世界に入っていく前の、わりと王道的なジャズをやっている60年代の演奏。後にはすごくフリーなことをやられている方ですけど、その下地には盤石の基礎が積み上がっているんだなというのを感じて。それに触発されて、もう一度ちゃんとギターの可能性に向き合ってみたいなと思ったんです。

- この10年くらい、「ロックバンドはいかにしてロックバンド的クリシェから逃れうるのか」という問題意識が極限的に前景化していた気がしていて。その実践として、ループ的な構造を取り入れたり、電子音を取り入れたり。ミツメにもそういう時期があって、特に前作では豊かな成果を収めた。でも、今作を聴くとそこから大きくモードが変わってきている気がします。単純に、ああいうデジタルシンセのプリセット音源の質感にもう飽きちゃったってことなんですかね?(笑)

川辺 - うーん(笑)、たしかに、個人的にはニューエイジ的なシンセサイザー音楽はもういいかな……って思ったりはしてますね。

- だから、今作のソリッドなバンドアンサンブルの深化にはすごく批評性のようなものを感じちゃうんですよ。「ああ、やっぱり俺はこういうのが好きだったんだよなあ」って思われてくれるし(笑)。2本のギターの絡みがとにかく気持ちいい。

川辺 - 今回、実際のレコーディングで演奏しているのは2本ともほぼ(大竹)雅生くんなんです。僕は基本コード進行やメロディーを指定するだけで。

- “ダンス”のギターフレーズには、Televisionぽさを感じたりも。

大竹 - (笑)

- "メッセージ"とかも、めちゃめちゃオルタナじゃん!と思って。

大竹 - "メッセージ"に関しては正直あんまりオルタナを意識しなかったですかね。

- あ、そうなんですか!

大竹 - この曲は最初に川辺が持ってきた状態からかなり変わっているんですよ。最初はコード進行が豊かでメロウな歌ものって感じの曲だったんですけど、なかなかアレンジが固まらなくて。最終的には、基本となるメロディーだけ残して再構築してくっていう、アルバムの中ではちょっと珍しい作り方をしました。

- nakayaanさんはリスナーとしてはどういうモードだったんですか?

naakayaan - えーと……何を聴いてたかな。あ、昔から大好きですけど、Sonic Youthを聴き直してました。初期を重点的に。

- へえ…!なんだろう、アルバム全体的に「バック・トゥ・ベーシックス・オブ・インディー・ロック」みたいな感触を感じるんですよね。

川辺 - それはあるかもしれません。全体のコンセプトみたいなものは予め考えず、1stアルバムの時期みたいに、とりあえず一曲一曲をがむしゃらに作っていた感じですし。就活も諦めてバンドをやっていこうと決めたあの頃のふわふわした感じと、コロナで先々どうなるかわからない、ここ1年の不安感みたいなものにリンクするものを感じていて。だから、制作中の自分の精神状況的にもバンドを始めた当初の感じとめちゃめちゃ近かった気がします。

- そういう原点回帰的なみずみずしさがある一方で、ソングライティング面の技術的な向上もすごく感じました。以前のインタビューによると、コロナ期間中、川辺さんは楽理の勉強をしていたらしいですね。そこで得たものは実際の作曲にどれくらい反映されているんでしょうか?

川辺 - 今までは「これを使いたい」「あれを使いたい」っていうふたつの音楽的アイデアをうまく結びつけることが出来なかったんですけど、それらを接合する方法とツールを手に入れたって感じですね。マイナーとメジャーを行き来したり、コード進行で曲の時間感覚に工夫を加えてみたり……。

- 併せて、リズムパターンも更にトリッキーで面白いものが増えた気がします。

須田 - リハスタに一人で入って、デモにあわせて面白そうなパターンを録音していきました。ドラム単体で試行錯誤していると、どうしても「シンプルな8ビートじゃあ面白くないよな」っていう気持ちになってきてしまって。

nakayaan - その上で、ベースはそのパターンとメロディーをうまく骨接ぎしていったイメージですね。

- そういう作業を通じて、有機的なアンサンブルが紡ぎ出されていった、と。確かに、肉体性と理知が絶妙にバランスしているというか。僕の印象だと、初期のミツメはもっと理知の方に寄っている印象があったんですけど。

川辺 - 僕らが大学でバンド始めた頃って、周りで激情系のポスト・ロックが流行っていた時期で。聴いてはいたけど、ミツメとしてはそういうのはやらないって決めていたんです。全員が宅録志向だったし、四人で音を出しても身体性が希薄な感じだった。でも、そうこうしているうちにライブをやっていくことになって、すると否が応でもある程度身体的な演奏をしなきゃならないっていう必要にさらされて。最初のうちはいつ曲が始まっていつ終わったのかもわからないようなフラフラした演奏だったんですけど、それじゃさすがにまずいな、と(笑)。並行して、レコーディングでも徐々にファンク的要素を取り入れるようになったりとか。今の状態は、元々からあった素養と、積み重ねてきたものゆえのバランスなんだと思います。

- なんというか、現在のバンドの音からは、「バネの強いミニマリズム」みたいなものを感じるんですよね。

川辺 - 曲の構成的にはA〜B〜サビみたいなポップソング的構造を意識したんですけど、初期の頃ほどあからさまに避けなくなってもミニマルさを個々のフレーズやリズムで維持することが出来るようになってきたなと思います。

須田 - そういえばこないだ川辺と、Princeが参加したMadonnaの“Love Song”(1989年)の話をしていたんですけど、Madonnaの曲であのミニマルさ、密室感は凄いよな、って盛り上がったよね。

川辺 - ああいう偏ったサウンドに惹かれることがありますね。オケ一発で「Princeだ!」ってわかるっていう。自分たちも「このサウンドはミツメだね」みたいな聴かれ方をしたら嬉しいですね。

須田 - 「偏ったサウンド」っていうのは大事だね。アレンジのやり取りをしていても、バランス良くまとまった時より、やっぱりすごく偏ってて、「なんだこれ?でもなんか良いな」っていうバランスを探し求めている気がします。

- 歌詞について伺います。今回もどちらかといえばアブストラクトで、特定の場所や時間を想起させることが避けられているふうですが、一方で「夜」とか「闇」とかそういったモチーフが目立っているように感じました。

川辺 - 今回はなるべく前向きな内容にしたいと思っていたんです。その背景装置として明るさとは逆のイメージを用いて歌詞を作り上げていくっていうのを目指しました。ポジティブな作り話で現実を乗り越えていく、というか……。

- なるほど。SF的想像力でリアルを読み替える、みたいな姿勢を感じました。“フィクション”はタイトルからしてそれを感じるし、流れ星や、夜空に浮かぶ小さな船というモチーフが取り入れられています。とても美しいリリックですね。

川辺 - 前作の“エックス”という曲でも宇宙船をモチーフにしていたんですけど、そこではシリアスな状況を描くのが目的だったんです。けれど、今回は全体に他者とのコミュニケーションを志向して歌詞を書いたつもりです。

- CD版にもボーナストラックとして収録されていますが、4/21に7インチとして発売される予定の“Basic feat. STUTS”についても訊かせてください。どういった経緯でSTUTSさんとコラボレーションすることになったんですか?

川辺 - 元々、連続でシングルをリリースする取り組みの1つとして誰かとコラボレーションをしてみたいなと思っていたんです。そんな中でSTUTSさんに声を掛けたんですけど、実はnakayaanが彼と幼馴染なんですよ。

nakayaan - そうなんです。以前からイベントや録音で僕を呼んでくれたりしていて。

川辺 - はじめにほぼ弾き語りのデモを彼に送って、それにアイデアを打ち返してもらって。その時点で、ピアノやビートが加えられていて、すごくいい感じでした。で、ミツメの作業スペースに来てもらって、打ち合わせをしながら作っていきました。

- 今までのミツメのシングルの中でもひときわポップな仕上がりですよね。

nakayaan - 本当、めちゃめちゃポップですよね。

川辺 - やっぱり、STUTSさんの持っている外に開いた個性とか音楽的な風通しの良さを感じましたね。僕らだけで音を足していってもあのポップさは実現できないと思う。

- 最後の質問です。このところのコロナ禍もあいまって、「音楽活動におけるバンドという形態のコスト高」みたいな問題がいろんなレベルで意識される状況になっていると思うんです。そんな中みなさんは、バンドという組織、コミュニケーション形態に今どんな意義や可能性を感じていますか?

川辺 - もちろん、ライブが出来ないとか、そういう運営上の厳しさはありますけど、今回、曲作りのほとんどをリモートで行うっていうのが初めてだったのにも関わらず、その作業を通じて思いのほかに音楽的な可能性が広がっていく感触がありました。結果として納得のいくものを作り上げることができたし、ごく小さな進歩かもしれないけど、その気付きは大きかったですね。バンドで音楽を作っていく方法として、新しい可能性を感じた。だから、今は全然どん詰まり感はなくて、この感じで創作を続けていけるなって思っています。

大竹 - そもそも、僕らは常に濃いコミュニケーションをしながら制作を行ってきたって感じじゃなかったから、今回みたいなやり方でもスムーズに進んでいったというのもあるかもしれないですね。一人一人が勝手にやっている傾向が強まったけど、全体としてはまとまったものが出来た。

川辺 - もちろん「4人でバンドやろう!」っていう気持ちから始まってはいるんですよ。でも友達のバンドマンから「昨日あいつと酒のんで喧嘩してiPhoneがバキバキやねん」みたいな話を聴くと、俺らはやっぱりそういう日頃からトラブルと隣合わせな激しい感じはないよなって(笑)。ロックバンドのロマンとか生々しさっていうのに憧れつつも自分がそういう資質を持ち合わせて無いことは寂しくもあり、悪くもないというか。

大竹 - 制作中、バンド内の摩擦ゼロって感じだったよね(笑)。

須田 - そう。リモートがゆえに、「ちょっと違うかなあ」とか思っても、まあそれはそれで良しとするし、良しとするためにはどこを各自工夫すればいいか、みたいなマインドだった気がします(笑)。

- もしかしたら、それこそがミツメにとっての成熟したコミュニケーションのあり方ってことなんですかね。

須田 - そういうことにしておきましょう(笑)。

Info

ミツメ
6th Album『Ⅵ』[CD]
2021.3.24 release

PECF-1183/4 mitsume-026
定価:¥3,000 + 税

DISC1は12曲 + ボーナス・トラック (全13曲収録)
DISC2はインスト盤の豪華2枚組

[DISC1]

01. Intro
02. フィクション
03. 変身
04. ダンス
05. 睡魔
06. メッセージ
07. システム
08. VIDEO
09. リピート
10. コンタクト
11. Interlude
12. トニック・ラブ

bonus track
Basic (feat.STUTS)

[DISC2]

01. Intro
02. フィクション (instrumental)
03. 変身 (instrumental)
04. ダンス (instrumental)
05. 睡魔 (instrumental)
06. メッセージ (instrumental)
07. システム (instrumental)
08. VIDEO (instrumental)
09. リピート (instrumental)
10. コンタクト (instrumental)
11. Interlude
12. トニック・ラブ (instrumental)

--

ミツメ
6th Album『Ⅵ』[LP]
2021.3.24 release

PEJF-91034 mitsume-027
定価:¥3,200 + 税
初回限定生産商品
全12曲

01. Intro
02. フィクション
03. 変身
04. ダンス
05. 睡魔
06. メッセージ
07. システム
08. VIDEO
09. リピート
10. コンタクト
11. Interlude
12. トニック・ラブ

7inch情報

ミツメ
7inch Single『Basic (feat. STUTS)』
2021.4.21 release

PEKF-91035 mitsume-028
定価:¥2,200円+税
初回限定生産商品

Side A. Basic (feat. STUTS)
Side B. ジンクス

ライブ情報

mitsume presents "WWMW"
2021年3月31日(水)
恵比寿リキッドルーム
OPEN 17:00 /START 18:00

Info: https://www.creativeman.co.jp/event/mitsume/

RELATED

【インタビュー】DYGL 『Cut the Collar』| 楽しい場を作るという意味でのロック

DYGLが先ごろ発表したニューEP『Cut the Collar』は、自由を謳歌するバンドの現在地をそのまま鳴らしたかのような作品だ。

【インタビュー】maya ongaku 『Electronic Phantoms』| 亡霊 / AI / シンクロニシティ

GURUGURU BRAIN/BAYON PRODUCTIONから共同リリースされたデビュー・アルバム『Approach to Anima』が幅広いリスナーの評価を受け、ヨーロッパ・ツアーを含む積極的なライブ活動で数多くの観客を魅了してきたバンド、maya ongaku

【インタビュー】Minchanbaby | 活動終了について

Minchanbabyがラッパー活動を終了した。突如SNSで発表されたその情報は驚きをもって迎えられたが、それもそのはず、近年も彼は精力的にリリースを続けていたからだ。詳細も分からないまま活動終了となってから数か月が経ったある日、突然「誰か最後に活動を振り返ってインタビューしてくれるライターさんや...

MOST POPULAR

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

Floating Pointsが選ぶ日本産のベストレコードと日本のベストレコード・ショップ

Floating Pointsは昨年11月にリリースした待望のデビュー・アルバム『Elaenia』を引っ提げたワールドツアーを敢行中だ。日本でも10/7の渋谷WWW Xと翌日の朝霧JAMで、評判の高いバンドでのライブセットを披露した。