TYO GQOMを母体としたレーベルUSI KUVOからaudiot909のデビューEP『This is Japanese Amapiano EP』がリリース|同レーベルのKΣITOやandrewによるリミックスを収録
現行のアフリカンダンスミュージックを中心にプレイ、パーティをオーガナイズするクルーTYO GQOMを母体とするレーベルUSI KUVOから、日本のプロデューサーaudiot909によるデビューEP『This is Japanese Amapiano EP』がリリースされた。
今作はaudiot909がこれまでに研究を続けてきた南アフリカのダンスミュージックを元に制作された、南アフリカの新興ジャンル「Amapiano」のアジア圏初となる作品集である。
オリジナルの4曲に加えて、TYO GQOM、そしてUSI KUVO所属のKΣITOによる、同じく南アフリカの新興ジャンルであるGqomのRemix、TREKKIE TRAXのandrewによるUK Funkyを通過したR&BテイストなRemix、そしてaudiot909自身によるScrewed Dubバージョンも収録した計7曲入り。
エレクトロニカにも影響を受けてきたというaudiot909の繊細なサウンドデザイン、バレアリックなメロディのフレージングはAmapianoのもつリズムの力強さを存分に引き立たせており、ジャンルのもつ可能性を押し拡げること意識した意欲的な作品となっている。
なお、FNMNLでは以前audiot909とTYO GQOMのmitokonによる、Amapianoの魅力を掘り下げる対談記事を掲載している。こちらも『This is Japanese Amapiano EP』と合わせてチェックしてみて欲しい。
Info
audiot909 - This is Japanese Amapiano EP
2020年12月4日(金)
Label:USI KUVO
Track1, 2, 4 Mix & All tracks Mastering:So Kobayashi
Artwork:Hiro “BINGO” Watanabe
リリースURL:Bandcamp
https://usikuvo.bandcamp.com/album/this-is-japanese-amapiano-ep