culture
YOSHIRO広石の自伝本『YOSHIRO~世界を驚かせた伝説の日本人ラテン歌手~』が刊行
1960年代にベネズエラでデビュー後、中南米、旧ソ連ほか多くの国々で大成功を収め、内戦下の国をくぐり抜けながら歌い、マイク一つで世界中の人々と繋がったラテン歌手のYOSHIRO広石の自伝『YOSHIRO~世界を驚かせた伝説の日本人ラテン歌手~』が、焚書舎より刊行される。
YOSHIRO広石と三島由紀夫や浅川マキなど昭和を彩ったスター達との交流、コーヒー・ルンバの女王と呼ばれるエディス・サルセードとの出会い、コロンビアでのマフィアとの抗争、アストル・ピアソラやオマーラ・ポルトゥオンドとの共演ライブ、キューバのボレロフェスティバル出演、LGBT問題等々、稀有な人生を歩んだラテン・スターによる戦後ラテンミュージック史の秘話を明かされる。
現在まで15ケ国以上でアルバムが発売されているYOSHIRO広石は、1999年に文化庁芸術音楽部門優秀賞を受賞、2005年度にはキューバより音楽功労賞を受賞している。
Info
『YOSHIRO~世界を驚かせた伝説の日本人ラテン歌手~』
YOSHIRO広石 著
四六判並製:432頁
本体価格:2,500円(+税)
出版社:焚書舎
予約ページ
https://funshosha.stores.jp/items/5ec1f99ecee9ea3c4e011a1f