故Juice WRLDの家族が生前の彼がドラッグを克服するため努力していたことを明かす

今週日曜日にパーコセットの過剰摂取によって21歳の若さで命を落としてしまったJuice WRLD。そんな彼が、生前薬物依存を克服するために努力を重ねていたことが明かされている。

Compexによると、Juice WRLDの母親であるCarmella WallaceがTMZの取材に対し、「心の底からJarad(Juice WRLDの本名)を愛していたし、彼と過ごす時間がこんなに短く終わってしまったことが信じられません。彼が自分の曲の中で語っていたり、ファンのみんなに話していたように、Jaradは処方箋薬への依存と戦ってきました」と語っている。続けて「薬物依存には境目が無く、それと戦っている人を遥かに超えるような影響を及ぼします。Jaradは息子であり兄弟であり孫であり友人であり、彼が薬物中毒を乗り越えることを多くの人が望んでいました。Jaradが遺した愛、喜び、誠実さはこれからも生き続けると思います」として、彼がドラッグによって命を落としてしまった無念を吐露しながらも追悼を行なっている。

今年の7月にはリーンを断つことを宣言していたJuice WRLDだったが、今回彼が命を落とすきっかけとなったプライベートジェットの中にはコデインの瓶が隠されていたという。ドラッグ中毒を克服する意志があってもなお完全に断つことは難しいことを実感させられるとともに、残念と言う他ない。

Juice WRLDの死を一つのきっかけに、ヒップホップシーンで改めて処方箋薬との付き合い方を見直す動きが起こることを願うばかりだ。

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