FutureがJuice WRLDの死について「まだ心を痛めている」と語る
昨年12月に21歳の若さにして命を落としたJuice WRLD。そんな彼とコラボアルバム『WRLD ON DRUGS』をリリースしていたFutureが、インタビューにて彼の死について語っている。
今週月曜にXXLのカバーストーリーに登場したFutureは、「今日この日まで、まだ心を痛めてる。Juice WRLDの冥福を祈るよ。彼は素晴らしいアーティストだ。もっと沢山やれることがあった」と語った。
Juice WRLDはかつて『WRLD ON DRUGS』レコーディングの際Futureに「あなたの影響でリーンを飲み始めた」と話したところ謝罪された経験を明かしていた。そのような背景もありJuice WRLDの死に責任を感じているFutureは「俺はドラッグについて影響力を持っているが、それは俺の意志じゃない。俺はただ俺自身であろうとしているだけだ。でも同時に、俺はみんなに自分自身を傷つけたり死なせるようなことをしてほしくない。Juice WRLDは微妙な状況にいたんだ。全てに心を痛めてるよ。彼の家族、彼の母親のことを想ってる」と正直な心境を述べている。
かつてFutureの影響でリーンなどのドラッグを始めたというJuice WRLDも、一時は恋人との関係や自身の健康を保つためにドラッグを断ち健康的な生活を送ることを宣言していた。しかし彼の直接的な死因はプライベートジェットの中を警察に捜査された際、警察から逃れるために所持していた薬物を一気に服用したことにあり、死の直前には再びドラッグに手を出してしまっていたことが分かる。
ドラッグをテーマとした楽曲を多く発表しているFutureのようなアーティストがファンに影響を与えてしまうケースは数多く存在するが、楽曲の内容をあくまでアートの一環として楽しむことが自身の身を守るためにも必要なのだろう。