Tyler, The Creatorが自身がアメリカン航空の搭乗拒否リストに載っていると主張
これまでYGをはじめ、多くのラッパーといざこざを起こしてきたアメリカン航空がまたしてもラッパーと騒動を起こしている。今回は、今年ニューアルバム『IGOR』をリリースし、その評価を決定づけたTyler, The Creatorだ。
Tylerは昨日、自身のTwitterにてこのようにツイート。
HA IM ON @AmericanAir NO FLY TERRORIST LIST ? WHAT THE HELL DID I DO
— Tyler, The Creator (@tylerthecreator) 2019年9月26日
投稿には「は?俺の名前がアメリカン航空の搭乗拒否リストに載ってるんだけど。俺が何をしたって言うんだ」と綴られている。理由は不明だが、どうやら彼の名前がアメリカン航空の搭乗拒否リストにテロリストとして記載されていたよう。
Tylerが上記のツイートをした後、すぐさまアメリカン航空の公式アカウントが「我々はこの件について調査したいと思います。我々に航空券の予約番号とともに簡単なDMを送ってください」と返信を送っている。
We'd like to look into this. Send us a quick DM with your record locator.
— American Airlines (@AmericanAir) 2019年9月26日
両者の間でどのようなやりとりが行われたかは分からないが、The Faderにてアメリカン航空が上記の件について声明を発表している。アメリカン航空の担当者は「我々にはテロリスト名簿などはありません」と自分たちが搭乗拒否リストを作成していることを否定。その上で「そのようなリストはFBIにより管理されています。Tyler,The Creatorに関しては今日我々の便で渡航しています。あのツイートは間違いです」とTylerは結局、飛行機に搭乗できたと述べている。
現在、Tylerはニューアルバム『IGOR』を引っさげツアーを行っているため、今回の一件はとんだ迷惑だっただろうが、ひとまず無事に移動できたようでファンも安心したことだろう。