Meek Millが子供たちに「インターネットギャングスタになるのはやめろ」とメッセージを送る

複数の罪で収監され、現在は元ギャング仲間の裁判で証言すべく法廷に立たされている6ix9ine。そんな彼に対してはヒップホップシーン全体から多くの批判の声が上がっているが、そのような現状を見てMeek Millが若い世代にメッセージを送っている。

XXLによると、Meek Millは今朝自身のTwitterを更新。「子供たち、6ix9ineが今日連邦裁判所に行ったそうだ。今日のメッセージ、インターネットギャングスタになるな。自分自身であれ。名声は、金を稼ぐ方法にはならない」とツイートし、6ix9ineの現在の姿を反面教師に子供たちには自分を保ち続けて欲しいという思いを語った。

Meek MillといえばDrakeとインターネット上で苛烈なビーフを繰り広げ、また不当な拘留を受けたことで#FreeMeekMill 運動が盛り上がるなど、良くも悪くもインターネットに振り回されてしまったアーティストだ。6ix9ineのようにインターネットでの名声を得るべく犯罪に手を染める人々を見て、自分の身に降りかかった災難についても考えさせられるところがあるのだろう。

いずれにせよ、これからは安易なバズを狙うのではなく実力で勝負する若いアーティストが多く出てくることを願うばかりである。

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