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Lil Nas XがBobby Caldwellの1982年の曲”Carry On”を盗作したとして訴えられる
先日、全米シングルチャート史上最も長く1位を記録した楽曲の一つとなった”Old Town Road”で一世を風靡しているLil Nas X。そんな彼に対して、The Music ForceがBobby Caldwellの1982年の曲”Carry On”を盗作したとして提訴しているそうだ。
原告側は、Lil Nas Xが無許可でBobby Caldwellの”Carry On”をサンプリングし、様々なプラットフォームで公開している事を取り上げ、Caldwellの楽曲が1983年に著作権で保護されている事を指摘した。すでにYoutube上で400万回以上再生されているLil Nas Xの“Carry On”だが、「欲深く、悪意に満ちた行動だ」と原告側は強く非難している。
また、最近Lil Nas Xと契約したSonyもThe Music Forceに提訴されており、未だ解決には至っていない。「SonyはLil Nas Xの成功から何百万ドルもの収益を享受する機会を維持する事が、(今回の件よりも)はるかに重要であったため、Sonyはこの違法で不正な侵害を阻止するための行動をとらなかった」とLil Nas Xを野放しにしたSonyに対しても批判している。原告側は今回のLil Nas Xの行動によってCaldwellのイメージに大きく傷をつけたとして、2500万ドルもの損害賠償を求めている。