ブルックリンにNotorious B.I.G.の名を冠した通りが遂に完成

以前よりアナウンスされていた、ブルックリンの通りにNotorious B.I.G.の名前をつけるというプロジェクト。今週月曜日の6月10日、予告通りにNotorious B.I.G.の通りが完成し、記念式典が行われたようだ。

Gothamistが報じるところによると、Fulton Streetの角の交差点に「Christopher“Notorious B.I.G.”Wallece Way」という看板が設置されたそう。

以前Wu-Tang Clanの故郷スタッテン島に「Wu-Tang Clan地区」が完成したときと同様、標識のベールが外されると周囲から大きな歓声が上がった。

式典の様子もFOX5より公開されており、雨が降る中会場には多くのファンが集結。Lil Kimを始めとするJunior Mafiaの面々やNotorious B.I.G.の息子CJ Wallece、そしてNotorious B.I.G.の実母がスピーチを行っている。

Notorious B.I.G.の母は「雨の中、標識を見るために集まってくれてありがとう」と感謝を述べ、「このブルックリンが愛の街として知られますように」と語っている。

Notorious B.I.G.のファンにとって新たな聖地となった「Christopher“Notorious B.I.G.”Wallece Way」。ニューヨークに行く機会のある人は是非この通りを訪れて、地元ブルックリン、そしてヒップホップシーンに大きな遺産を残した偉大なアーティストに思いを馳せてみては?

RELATED

WACKO MARIAとTHE NOTORIOUS B.I.Gのコラボアイテムが発売

WACKO MARIAが伝説的なラッパーTHE NOTORIOUS B.I.Gとのコラボアイテムを5/29(土)に発売する。

The Notorious B.I.G.の人生とキャリアを追うドキュメンタリー『Biggie: I Got a Story to Tell』の予告編が公開

今から24年前、銃撃によって命を落としたニューヨークのレジェンドThe Notorious B.I.G.。彼の死の真相に迫るNetflixのオリジナルドキュメンタリーシリーズ『Biggie: I Got a Story to Tell』のトレイラーが公開されている。

Notorious B.I.G.が2020年のロックの殿堂にノミネート

ロックンロールに大きな影響や功績を残したアーティストやプロデューサーなどの記録が展示されているアメリカはオハイオ州にあるロックの殿堂。毎年、様々なアーティストが選ばれるが、来年のロックの殿堂にNotorious B.I.G.がノミネートされた。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。