DiddyがSnoop DoggとダンスバトルをしSuge Knightに嫌味を言う

ヒップホップ史上最大のビーフとして知られる、Bad Boy RecordsとDeath Row Recordsによる東西抗争。それから20年あまりが経った今、Bad Boy RecordsのボスであるDiddyとDeath RowのスターであったSnoop Doggが平和な対決をしている。

昨日Instagramを更新したDiddyは、パーティ会場でSnoop Doggとダンスバトルをする動画をアップロード。ご機嫌にダンスをするSnoop Doggと、泥酔している様子で不思議な踊りを繰り出すDiddyという90sのレジェンドの貴重な姿を見ることが出来る。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Look at this nigga Puff all up in the videos and all up in the records ?? Let’s enjoy life!!! @snoopdogg

Diddyさん(@diddy)がシェアした投稿 -

ダンスを終えたDiddyは高笑いしながら「見たかよマザーファッカー、俺はあの時より良いんだぜ」と叫んでいるほか、キャプションに「見ろよ、動画では全部終わってるしレーベルのことも全部終わったんだぜ。人生を楽しもう」と、かつての抗争が完全に終結しSnoop Doggとも平和な関係を築けたことを綴っている。

ComplexによるとこのDiddyのメッセージはDeath Row Recordsの創設者であり現在は殺人罪で投獄されているSuge Knightに向けられたもののようで、ビジネスのために非道な手段を数多く用い抗争を激化させた彼に対する嫌味を言っているようだ。

DiddyとSnoop Doggは抗争の末にそれぞれNotorious B.I.G.と2Pacという盟友を失ってしまったが、その心の傷をも乗り越えた二人が仲良さげにはしゃいでいる様子は非常に感慨深いものである。獄中のSuge Knightはさぞかし悔しいことだろうが、二人は今後も共に人生を楽しんで行けるのだろう。

RELATED

ラッパーのルックスをおばあちゃんが評価する動画が話題|Snoop Doggには15点、DaBabyには1点

ラッパーを好きになる要素として、その人物の佇まいやファッションは小さくない部分を占める。誰しもルックスにはそれぞれの好みを持っているものだが、それは高齢の方にとっても同じであるようだ。

Snoop DoggがCardi BとMegan Thee Stallionの“WAP”を批判|Offsetは「女性がやることに男性が踏み入るべきじゃない」と反論

今年を代表するヒット曲となったCardi BとMegan Thee Stallionの“WAP”。そのあまりにセクシャルなリリックにより保守的な層から批判を浴びたことも話題を呼んだが、今回、あのSnoop Doggが“WAP”に苦言を呈し話題を呼んでいる。

Snoop Doggが人生で初めて選挙人登録に挑戦する動画を公開

11月に迫るアメリカ大統領選挙の投票日。日本と異なりアメリカでは選挙に投票するにあたって自ら有権者登録をする必要があり、その選挙人登録を行わず投票にも行かない者の多さが問題視されてきた。そんな中、自らもこれまで一度も投票に行ったことが無かったというSnoop Doggが、生まれて初めて選挙人登録に挑戦する動画を公開した。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。