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スポーツ界に広まるDrakeの呪いの恐怖 | 魔除けのために対戦相手の地元ラジオ局がDrakeの楽曲を放送禁止に
言わずと知れたヒップホップシーンのトップアーティストDrakeだが、最近ではスポーツ界にも影響力を及ぼし始めている。
先月はイタリアのサッカーチームACローマが、「ローマの選手は全員、シーズンが終わるまでDrakeと一緒に写真を撮ることを禁止する」とTwitterで通達を出すなど、サッカーチームの選手がDrakeと写真を撮るとそのチームが敗北するというジンクスがまことしやかに囁かれている。いわばDrakeの呪いだ。
またNBAにおいてはDrakeは地元トロント・ラプターズを応援しており、プレイオフでもラプターズはチーム初のカンファレンスファイナルに進出したが、セミファイナルの最終戦でDrakeは呪いを逆手にとった行動に打って出たのだ。対戦相手の76ersのジャージを着ることで、76ersに対して呪いをかけることに成功。奇跡的なブザービーターでラプターズは勝利を収めたのだ。
本日からスタートしたカンファレンスファイナルの対戦相手はミルウォーキー・バックスだが、地元ミルウォーキーのラジオがDrakeの呪い対策を行っていると話題になっている。ラジオ局103.7 KISS-FMは魔除けのためにカンファレンスファイナルが終わるまでDrakeの楽曲を放送禁止にすることで、Drakeの呪いの効力を封印しようと試みている。
ラジオ局の代表者はFacebookにアップしたメッセージで、Drakeに自身に対してはもちろん他意はないことを示唆しつつも、ラプターズのファンという理由で放送禁止を決めたと述べている。
この呪い対策が効果を発揮したのか、本日行われた第一戦でバックスは見事に勝利を収めている。果たしてDrakeの呪いはいつまで有効なのだろうか。