Earl Sweatshirtが差別的なスピーチを行うキリスト教右翼の男性を煽る
トランプ大統領や共和党を支持し、リベラルからは嫌われる対象となっているキリスト教福音派。そこに属すと思われる男性に対し、Earl Sweatshirtがとった行動が話題となっている。
XXLによると、先週金曜日にコロラド州デンバーでライブを行なったEarl Sweatshirtは会場の付近で街宣のスピーチを行なっているキリスト教右翼の男性と遭遇。スピーチの内容は人種差別的かつ性差別的な酷いものだったらしく、不快に思ったEarl Sweatshirtは友人らしき女性と共に男性を煽り始めている。
Spontaneously went to an Earl Sweatshirt show in Denver and saw him outside the venue telling this racist, sexist religious dude to fuck off pic.twitter.com/Zg2gOTB798
— Dweeb ?️? (@asvpgab) 2019年4月12日
Earlは手を叩きながら「やめてくれませんか?」「黙れ、静かにしろ、どこかに行け」と叫び続け、友人らしき女性はトゥワークをし続けることで男性を煽っている。男性は負けじと「主があなたの罪を裁く日が来るでしょう。あなたは罪によって地獄に落ちるのです。あなたの罪を悔い改め、キリストの方を向きなさい」と反論しているが、かなりシュールな絵面である。警備員らしき男性がEarlを男性から引き離したことで、事態は収束した。
以前は自身を撮影しようとしたファンの携帯電話をはたき落とすなど攻撃的な一面を度々見せるEarl。宗教に対し懐疑的なリリックも書いてきた彼にとって男性のスピーチはどうしても我慢ならない物だったのだろう。
差別的な言動をとる人物に遭遇した際に行動することは難しいが、彼のように正面から抗議する勇気も時には大切なのかもしれない。