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QuestloveがホワイトハウスでのDJ中オバマ元大統領に「French Montanaを流してくれ」とリクエストされたことを明かす
The Rootsなどで知られるQuestloveがRick Lubinらのポッドキャスト『Broken Record』に出演。そこで、オバマ元大統領との意外なエピソードを披露している。
Questloveは以前ホワイトハウスでのパーティでDJをしていた際、オバマ大統領に曲をリクエストされたことがあるという。「二時間ほどプレイしていたとき、オバマ元大統領が肩を叩いてきた。彼は“凄く良い仕事をしてる、俺はDonna Summerやオールドスクールなヒップホップ、ジャズが大好きだ。でも彼らを見てみろよ、彼らも楽しみたいんだ”と言って、会場にいる子供たちを指差した。子供達は座り込んでいたんだ。彼らは俺を見て、“こんな曲つまんねえよ”って感じだった。俺は、俺が嫌いなDJになってしまってたんだ」と語るQuestloveは。オバマ大統領に指摘されるまで子供たちのことを考えないDJになってしまっていたそう。その後子供たちが好きな曲を探している最中、オバマ大統領は「French Montanaはある?」とリクエストしたという。しかしQuestloveはクリーンバージョンを持っておらず、その旨を伝えると「ここにいるのは全員大人だ。流してくれ」という言葉が返ってきたようだ。オバマ元大統領の人格が伝わって来るエピソードである。
その後QuestloveはFrench Montanaの“Pop That”をプレイし、会場は多いに盛り上がったという。毎年お気に入りの楽曲リストを発表するなど音楽好きで知られるオバマ元大統領。ホワイトハウスという堅苦しい場であっても、パーティを楽しいものにすることを第一に考えていたのだろう。
Questloveが出演したポッドキャストの全編はこちらから聴くことが出来る。