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レゲエがユネスコの無形文化遺産に
国連教育科学文化機関(UNESCO)はジャマイカ発祥の音楽ジャンルであるレゲエを無形文化遺産に登録することを認めたとBBCが伝えている。
UNESCOの無形文化遺産は各地域で受け継がれてきた伝統や慣習などの文化を、保護・保存すべき遺産として認定する制度で日本からは能や歌舞伎などが登録されている。
今回、ジャマイカの政府関係者が登録のために提出した文書には、レゲエの創始者であるBob Marleyや、Bunny Wailer、Peter Toshなどの影響やChronixxの現代における成功が述べられているとのこと。
UNESCOはレゲエの無形文化遺産登録にあたり、次のように声明を発表している。
「レゲエ音楽の、不平等や抵抗、愛、人道的な問題についての国際的な議論への貢献は、知性に訴えるものであると同時に、社会政治的、感覚的、精神的な要素が持つ原動力が表れている」と評価した。
現在のヒップホップシーンにも多大な影響を与えているレゲエが登録されたのは歴史的に見ても非常に喜ばしいことであるのは間違いないだろう。