Juice WRLDが“Lucid Dreams”のサンプルを巡ってSting側との争いについて「腹を立てていない」とコメント

今年を代表するヒット曲の1つとなったJuice WRLDの“Lucid Dreams”。Stingのクラシック“Shape of My Heart”をサンプリングしている同曲のサンプル使用料が話題となっている。

11月17日、“Lucid Dreams”のプロデューサーであるNick Miraが自身のTwitterにて「ファック@OfficialStingとそのチーム。“Lucid Dreams”のロイヤリティの85%を持って行った後、彼は俺たちを“何があっても裁判所に連れて行く”って脅した」とツイート(現在は削除)。さらに、Sting側が“Lucid Dreams”が“Shape of My Heart”を「サンプリング」したのではなく「改ざん」したとして訴訟問題に発展させようとしているということを明かした。

Stingは以前Billboardのインタビューにて“Lucid Dreams”を「原曲の忠実かつ美しい解釈」と称賛しており、さらに「おかげで孫を大学に入れることができる」とサンプル使用料についてのジョークを飛ばすなど好意的な反応を示していた。Juice WRLDもStingからの称賛に感激しており、「Stingは最高のアーティストだ」と発言するなど両者の関係は良好なはずであった。

しかし、Juice WRLD自身はこの件について「腹を立てていない」のだという。彼は自身のTwitterにて「失った数百万ドルがまた別の数百万ドルを作り出す。あの曲は人々に良い影響を与えたし、怒ることは出来ないよ。お金よりも作ることが大事なんだ」とコメントし、金銭や権利関係の問題よりもあくまで自らの作品に集中したいという彼らしい考え方を示している。

ヒップホップにサンプリングの権利問題はつきものだが、“Lucid Dreams”は大ネタ使いで余りにも大きなヒットを記録したため騒動が大きくなってしまっているようだ。Sting側は今後どのように動いていくのだろうか。

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