R. KellyのSpotifyでの再生回数がオフィシャル・プレイリスト排除後に増加 | Kellyは「俺を黙らせるには遅すぎた」とコメント

先日Spotifyが、差別的なコンテンツだとしてR.KellyやXXXTentacion、Tay-Kなどの楽曲を今後オフィシャル・プレイリストに掲載しないと発表した。
アーティスト側はこの措置に猛反発したが、なんとも皮肉な事態が起こってしまっている。
措置が適用された週にR.KellyのSpotifyでの再生回数が、今年の平均よりも増加してしまったのだ。Kellyは今年1週間の平均で658万4000回再生されていたが、この措置が発表された週は667万6000回となり約10万回増加している。大きく報じられたことも、再生回数の増加につながった一因と言えるかもしれない。
しかしながら同じく排除されたXXXTentacionの再生回数は、プレイリストからの排除で減少していることもあり、なぜR.Kellyの再生回数は増加しているのかについては謎の面も大きい。
Kellyは先日公開されたビデオで、こう語っている「おれは自分の運命に手錠をつなげられている。もう遅すぎる。彼らは30年前に排除するべきだった。もう音楽は世界に広まってしまった」と、すでにこうした措置をするにしても遅すぎると述べ、「100万人がおれのことを嫌いだが、400億人がおれのことを愛している」と強気な主張を繰り返している。
New Phone Video Shows R. Kelly Dismissing Critics: "They should have did this sh*t 30 years ago....I’ve got a million motherf*ckers hating me, and 40 billion motherf*ckers loving me,” pic.twitter.com/EtJAl3dgEa
— Karen Civil (@KarenCivil) 2018年5月22日
しかし現在もR.Kellyから性的被害を受けたと訴える女性は続々と現れており、操作は続いている。R.Kellyはいつまで強気な態度を続けられるだろうか。