Behringerが名機TR-808やMS-20などのコピーモデルのリリースを計画中か

音響機器メーカーのBehringerが新たな製品リストを公開した。 RolandのTR-808や909を始め、多機種にわたる往年のドラムマシンやビンテージ・シンセサイザーのコピーモデルの販売が実現する可能性がある。

2017年の初め、MinimoogのコピーモデルをリリースしたもののMoogファンから賛否両論を受け、また$299での廉価版としての販売が「名機への冒涜」とも非難を受けたBehringerであるが、今回再びコピーモデルの生産について噂が報じられている。

Behringerにより今週公開されたリストには、RolandのTR-808や909を初め、ドラムマシンではLinndrumやOberheim DMX、ビンテージ・シンセサイザーではEDPのWaspやOctaveのCATなどがスペックとともに挙がっている。これらはオリジナル名を模したRD-808、RD-909などとして下の画像のようにリストアップされた。

behringer-synth-clones-131217-1437x985

しかしながら、残念なことに現在はこれらがHPから削除され、BehringerのFacebookページにはこれらのスペックリストが「エラーであった」との旨がコメントされている。

投稿には、「様々な製品のコンセプトについての情報が意図せず投稿されてしまいました。」「この情報のリークは現時点ではいかなるものも暗示せず、これらの製品の将来的な公式リリースを予告するものではありません。」「現段階では、今回リークした製品は単なるコンセプトやそれ以下のようなものです。」などといった説明が並んでいる。

現段階では、これらはただのコンセプトであるということなので、販売が実現されないという可能性もあり得るが、これほど他機種にわたるコピーモデルのリリースは注目に値するだろう。

なお、削除されてしまった製品のスペックについては、こちらのSYNTHTOPIAの記事からチェックすることができる。

(辻本秀太郎)

related

名機「TR-808」のプロジェクトリーダー菊本忠雄が日本の電子楽器史を語る書籍が発売決定

世界の音楽シーンを変えたドラムマシーン「TR-808」のプロジェクトリーダーとして知られる菊本忠雄。

音楽史を変えた名機Roland TR-808が40周年 | #808day に合わせ限定無料体験や特設ページも公開

ヒップホップやR&Bなどからテクノ、ハウスなどの誕生に大きな貢献を果たしたRoland社のリズムマシンTR-808が誕生から40周年を迎え、808dayである本日8/8から同社のHP上に特設ページが公開されている。

Roland TR-808が国立科学博物館の 「重要科学技術史資料」に登録

Rolandが1980年に発売し、さまざまな音楽シーンに大きな影響をもたらしたリズムマシンTR-808が、国立科学博物館によって2019年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録された。

most popular

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。