Post Maloneが「ヒップホップはリアルじゃない」という発言を釈明し、ヒップホップへの愛を語る
先日、海外メディアNewonceのインタビューで「リアルなものを聴きたいときはヒップホップを聴くな」と語ったPost Malone。この発言は物議を醸したが、昨日PostはTwitterでこの話題に関して新たにコメントをした。
インタビューでの彼の発言についての詳細はこちらの記事で確認していただきたいが、「いまは多くのラッパーがリアルなものについて歌っていない」「泣きたい時にはBob Dylanを聴く」などといった趣旨をPostはコメントしている。
今週水曜日、Postは自らのTwitterアカウントに動画を投稿し、上のような発言に至った経緯や自らのヒップホップへの愛やリスペクトについて改めて語った。
from posty. love ya. pic.twitter.com/L7rfHFkgjL
— Beerbongs & Bentleys (@PostMalone) November 23, 2017
訳:
「多くの人たちが俺がヒップホップに感謝してないとか、ヒップホップに何も感じて来なかったって言ってるみたいだね。この(物議を醸している)インタビューは、ヨーロッパツアー中のポーランドで行われたもので、そもそもビールの試飲のためのものだったんだ。ビールがたくさん用意されていて、どの種類のビールが美味いかということを尋ねられていたんだ。だからわかるだろ、俺は酔っ払っていたんだ。何かを感じたいときにヒップホップを聴かないって俺は言ってたみたいだけど、おかしなことだよな。だって、ヒップホップを聴くなとか、何かを感じたい時にこれを聴くなっていうなんて、一体俺は何様なんだって感じだよ。音楽を聴くときに、こう感じなきゃならないなんて人に言うなんて俺はどうかしてるよな。」
「俺が言おうとしてたのは、座って泣きたいと思うときに俺はBob Dylanと彼のギターを聴くってことなんだ。どんな人であれ、自分の状況が辛いとき、ゆっくりと座って自分の人生について振り返る時間を持つときには自分が聴きたい音楽を聴けばいいんだ。俺にとってはそれがBob Dylanってことだ。」
「俺の一番新しいヒップホップアルバムはファッキンヒップホップだった。次のヒップホップアルバムもファッキンヒップホップだ。俺はヒップホップを愛しているし、ヒップホップを作っている。俺はこのジャンルを広げて、普段聴いていない人たちまで届けたいと思っているし、新しいアーティストやヒップホップの世界で起きていることを追っていたいんだ。」
「俺が言おうとしてたことは、一握りのアーティストを除いて、多くの人たちが同じようなことを歌ってるってことさ。彼らが本当に意味のあることを言っているとは思えないんだ。俺はいま22歳だ。だから、すごく意味のあることを言うには全ての人生経験を積んできているわけじゃない。でも俺はただ、自分が体験してきたことや、人生で起きていること、歌いたいって感じることについて歌っている。ヒップホップに感謝していないなんて言ったことはないし、俺は生き続けて自分が愛すことができるものを作ろうとトライしているんだ。」