セックスカルト疑惑のR.Kelly、新たな証言で未成年淫行の容疑も浮上
自宅で女性複数人を軟禁し、セックスカルト化しているとの証言があり、現在非難を浴びているR&BシンガーのR.Kelly。新たな被害者の証言で、未成年淫行の疑惑が浮上。
若い女性達を軟禁状態で住まわせ洗脳していると7月に報道されたR.Kelly。新たに、R.Kellyの自宅に住んでいたと主張する女性Jerhonda Paceが、R.Kellyと住んでいた当時自分はまだ未成年であったと明らかにした。
現在24歳のJerhonda Paceは「R.Kellyと出会ったのは15の時で、16の時にはすでに肉体関係を持っていた」とBuzzFeedの記者に告げた。彼女はR.Kellyから肉体的にも精神的にも暴力を受けていたが、金銭的解決で当時のことは公言しないと約束していたとのこと。黙っていることと引き換えに示談金を受けとっているため、今回当時のことを公言する行為は、法的なリスクがある可能性もある。しかし彼女は今も彼と住んでいるかもしれない女性たちのためだと主張している。
Jerhonda PaceがR.Kellyと出会ったのは、彼が児童ポルノ容疑で起訴される1年前。2002年にR.Kellyは未成年者との性行為をビデオ撮影および配布したとして合計21件の児童ポルノ容疑で起訴された。しかしR.Kellyは容疑を否定し、無罪判決が下された。今回申し立てをしたJerhonda Paceによると、当時確かにR.Kellyは無許可で性行為をビデオ撮影していたと語っており、当時の事件を裏付ける発言をしている。彼女が明らかにした軟禁中の厳しいルールや、絶えない暴力についても7月に報道された他の被害者たちの証言と一致した。
Jerhonda Paceは2010年の1月にR.Kellyとの関係を断ち切ったとのこと。原因は隠れて友達にメールを送信したことがバレて争いになったため。その時彼女はR.Kellyにぶたれて首を絞められたと語る。その後弁護士を通して、秘密保持の契約と引き換えの示談金で合意したようだ。
「まだ軟禁されている人たちを助けるためであれば証言する。私が彼を訴えようとした時、誰も証言してくれる人がいなかった。彼の洗脳はCharels Manson(1970年代のアメリカのカルト指導犯罪者)のようだ」とJerhonda Paceは言及。現在彼女はR.Kellyを訴えるために動いている。