【脇の下こちょこちょスピンオフ Vol.10】大統領との対立を深めるジェフ・セッションズ司法長官、その知名度は?

混迷を極めるトランプ政権。発足からわずか半年余りで政府高官らの辞任・解任が相次いでいる。今月は、以前この連載でも紹介したスパイサー報道官が辞任(メリッサ・マッカーシーのあのモノマネがもう見られないなんて残念!)。そして、その数日後にはプリーバス首席補佐官が更迭された。まるで“閣僚ビンゴゲーム”とでもいうべき異常な事態になってきている。

そんな中、注目を集めるのがジェフ・セッションズ司法長官だ。上院議員時代にいち早くトランプ支持を表明したことで知られる同氏だが、ロシア疑惑の捜査から身を引いたことでトランプ大統領から執拗なツイッター口撃を浴びている。今のところ本人は辞任を否定しているが、果たしてどうなるか。

このセッションズ司法長官についてアメリカ国民はどう思っているのか、こちらの動画を見てみよう。

実はこれ、ジミー・キンメルの番組の中の「Lie Witness News」という人気コーナー。いかにも頭の悪そうな一般人に、でたらめな質問をしておちょくり倒すという意地の悪いコーナーだ。今回の質問は「司法長官はジェフ・セッションズとロシアの関係についてどう対応すべきですか?」というもの。セッションズこそが司法長官なのだから、明らかにナンセンスな質問だ。ところが、アホな人間というのは自分のアホさ加減を必死で隠そうとしたがるものらしい。「分かりません」と言えば済むことなのに、一生懸命に持論を展開しようする様子は愛おしく思えてくる。

特に5番目に登場する女性が面白い。「ジェフ・セッションズとは誰?」と聞かれると、「えっとぉー、トランプがあれこれやってるのを色々言っててー、なんかー、やりたいことをやってる人、みたいな?」。さらに「政府内における彼の役割は何ですか?」と聞かれると、「えっとぉー、ロシアの知事のメンバーでしょ?」と。もう何を言っているのか意味不明。“ロシアの知事”って何だよ。インタビューアーも面倒くさくなったのか、「その通りです」と超テキトーに返すのが面白い(笑)。

こういう番組、日本のテレビでも是非やってもらいたいものだ。選挙特番の裏でやったらウケるんじゃないかな。無教養な一般人を反面教師にして日本国民の政治意識が高まるかもしれないぞ。

(文・まごおりしんぺい)
https://twitter.com/magochan_www
https://kocho-kocho.blogspot.jp/

related

Twitterで「Racist」と検索するとトランプ大統領のアカウントが最初に表示されるようになる

アメリカの歴代大統領の中でも特にTwitterを頻繁に利用(是非は別として)してきたドナルド・トランプ大統領。そんな彼のアカウントがTwitter上で思わぬ表示の仕方をされるようになったことが話題を呼んでいる。

トランプ大統領の弾劾公聴会でスウェーデンでのA$AP Rockyの逮捕が話題にのぼる

今年の夏、スウェーデンで乱闘騒ぎを起こしたことが原因で異例の拘留を受けていたA$AP Rocky。釈放のためにアメリカ政府が介入したことでも大きな注目を集めたその一件が、現在アメリカ議会で行われているトランプ大統領の弾劾公聴会にて話題にのぼったようだ。

トランプ大統領が自身を賛美するラッパーを募集するコンテスト #MAGAChallenge を開催

多くのラッパーやアーティストが反対の意を表明しているトランプ大統領。中にはKanye Westのように支持を表明しているアーティストも存在しているが、なんとそのようなラッパーをトランプ大統領自身が募りだした。

most popular

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

Floating Pointsが選ぶ日本産のベストレコードと日本のベストレコード・ショップ

Floating Pointsは昨年11月にリリースした待望のデビュー・アルバム『Elaenia』を引っ提げたワールドツアーを敢行中だ。日本でも10/7の渋谷WWW Xと翌日の朝霧JAMで、評判の高いバンドでのライブセットを披露した。