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イギリス労働党のジェレミー・コービンが個人経営のライブハウス支援を公約に掲げる
来る6/8のイギリス下院の総選挙に向けて、野党労働党の党首ジェレミー・コービンが、個人経営のライブ会場を支援することを公約として掲げた。
英メディア、Independentのインタビューでコービンは、ここ最近の10年間で英国内のライブハウスが次々と閉店している流れを止めたいと語っている。
「個人経営のライブハウスが数々あり、そして時にはパブやカフェも堅苦しくない気楽なライブ会場になる。しかしそれがスターバックスなどのチェーン店へと、どんどん変わってしまっている」と語るコービンは、さらに「そのようなライブ会場は、音楽シーンの未来にとってとても重要である。それらに対する援助を増やしていきたい」とも言及している。
同じインタビューで、彼は音楽自体についても触れている。コービンは「私は色々な音楽を聞く。音楽的才能は無いが、音楽が大好きだ」そして「音楽が人々に豊かな表現力を与えることに興味がある。どんな教師も音楽を学ぶ子供は他にも様々なことが上達すると言う」と音楽を学ぶことのメリットもあげている。
コービンはJMEなどグライムシーンのアーティストとも面会、多くのアーティストたちがサポートする姿勢を打ち出している。
総選挙の投票は6/8に行われる。このキャンペーンによってどれほど若者の投票率に影響があるか、気になるところである。(小林一真)