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Snapchatを運営するSnap社が上場準備中「将来的に収益化する見込みは立っていない」にもかかわらず時価総額250億ドルと予想
Snapchatを運営し、カメラ付きメガネをリリースしたSnap Inc.,は新規上場を進めている。しかしその新規上場のリリースには「Snap社はInstagramとの激しい競争にさらされており将来的な収益の見込みが立っていない」と驚くべき情報が記載されている。
先週火曜日に新規上場のための設立趣意書を発表したSnap社は、潜在的な株主たちに事業の見込みなどを公開。
まずSnap社は損失を出しながら事業を行っていることが公開されている。しかも当面黒字になるという見込みは立っていない。2016年は514万ドルの損失を出しているが、「将来的にも収益化の見込みは立っていない」と発表している。
そしてSnap社の潜在的な投資家に向けてリスク要素として、Facebook傘下のInstagram社との激しい競争があることを公開している。InstagaramはSnapchatのストーリー機能をコピーし、その後Snapchatの収益の伸びが悪くなっていることから、その競争はクリティカルなものだと分かる。
しかしながらBloombergは、Snap社は上場によって250億ドルを調達すると予想されている。