オバマ大統領が大麻をタバコや酒と同様に扱うべきだと発言

来年1月にアメリカ大統領を退任するオバマ大統領がRolling Stoneに登場し、インタビューに答えている。

インタビュアーからなぜアメリカはレイシズムと薬物との終わらない戦いを続けなければいけないのかという問いに対して、オバマ大統領は「私は薬物中毒者を減らさなければいけないという明確な信念を持ってきた。そして私は同時に大麻の合法化が万能だとも思っていない人間だ。しかし大麻を酒やタバコと同じように健康問題として扱った方が、より賢明だとも信じている」と話した。

さらに大統領は続けて「一般的にそうした分類を変更することは大統領令では、不可能で、新たな法律や麻薬取締局を通さなければ変更できない。麻薬取締局はご想像の通り、法律を守るだけで、尖ったことはしてきていないけどね」と大統領の職権ではそうした変更はできないことも付け加えている。大統領は「一個人として今後進むべき方向性を話したかった」と回答した。

オバマ大統領はさらにアメリカでの大麻の解禁が、同性婚の時と同じように徐々に整備されていく可能性を話した。「アメリカが民主主義の実験場であり、進歩的な方法をとれば」そうした可能性は十二分にあり「すでに14カ国が大麻を解禁しているのだから」とこの議論を締めくくった。

Via Complex

 

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