ストリームの成長により、2015年の音楽産業はデジタルの売り上げが初めてフィジカルを上回る

世界の音楽産業団体を代表する国際レコード産業連盟(IFPI)の定例レポートによれば昨年度の音楽産業全体は収益が3.2%増加して150億ドルとなったことが明かされた。

レポートによれば昨年度はデジタルでの音楽の収益が初めてフィジカルの売り上げを上回ったとのことで、これはSpotifyやApple Musicなど定額制ストリーミングサービスの急成長が大きな要因となっている。売り上げは昨年から45.2%増加し過去5年間で4倍以上成長。デジタル領域での売り上げシェアはダウンロードの45%に対しストリーミングのシェアは45%となっていると報告している。

ただしストリーミング型モデルの問題もレポートは報告している。それはYoutubeなどの広告モデル型のサービスで定額制のストリーミングサービスの10倍以上のユーザーを抱えながらも売り上げは逆に3倍も穴をあけられていることで、これは不当なアップロードをYoutubeなどが排除しきれていないことや、レートが低く抑えられているため、レーベルが売り上げを受け取れていないとレポートは広告型のモデルを批判している。

RELATED

Spotify × FNMNLオフィシャルプレイリスト Vol.123|Summer Walker、Travis Scott、Juice WRLDなど全35曲を更新

世界最大の音楽ストリーミングサービスSpotifyで展開中のFNMNLによるオフィシャルプレイリスト。毎週リリースされる新譜から、編集部がラップなどを中心に35曲をピックアップし水曜に更新。

「25歳以下の音楽ファンの内15%がアルバムを通して聴いたことがない」とする調査結果が発表

ストリーミングサービスで音楽を聴くことが一般的になり、プレイリストや楽曲単位での聴き方が主流となりつつある昨今。それに伴いアルバム単位で音楽を聴く人が減ったとの意見も頻繁に見られるが、今回、若いリスナーがどのように音楽を聴いているかを調査した結果が発表された。

macOS Catalinaの導入に伴ってiTunesが公式に終了

これまで約20年間、多くの人に利用されてきたiTunesがついにサービスを終了した。以前から、iTunesに関してはサービスの終了がほのめかされていたが、今回Appleが月曜日に発表した新たなソフトウェアmacOS Catalinaの導入に伴い、正式に終了することになった。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。