Wiz Khalifaが「ベテランのラッパーは若手を保護するべき」と語る

ここ最近はやや落ち着いているものの、ヒップホップシーンにおける世代間対立の議論が盛んに交わされる昨今。そのような状況に対して、Wiz Khalifaが持論を述べている。

Wiz Khalifaは今日、Instagramに一本の動画を投稿。


ベテランのアーティストが新世代のラッパーを嫌うことについて物申した。「俺たちが好きな多くの偉大なアーティストに言いたいのは、みんなが19、20、21歳の頃にはその親の世代からゴミみたいな音楽だと思われていたということだ。その頃みんなが好きだったアーティストを比べたりはしなかっただろ?今起こっている凄いことは、偉大なアーティストたちに16歳や17歳の子供がいるということなんだよ。今の音楽は、その世代が楽しんでいるものなんだ」と語る彼は、歴史は繰り返すものであり現在の音楽を過去の音楽と比べて批判することは不毛だと主張しているようだ。「これは競争じゃない。アートだ。多くの人が金について話したがるけど、これはアートだし、アートは前に進んでいく。だから、みんなは音楽を比べて金を使うよりもアートを楽しむべきだ。そして、人々が前に進んで自分の可能性と創作を楽しめるようにするべきだ。これが俺の意見だよ」

Lil Yachtyを「ヒップホップを破壊している」と手厳しく批判したJoe Buddenや「ヒップホップは誰でも出来る音楽になってしまった」と語るWill.i.amなど、現在人気のいわゆるマンブルラッパーたちは上の世代からリリックやサウンドをディスされることが多い。しかし、Wiz Khalifaが語る通りベテランのアーティストもかつては更に上の世代から批判を浴びてきた。不毛な争いを繰り返すよりは、ベテランが若手を積極的にサポートする方がより有意義だとも考えられる。

多くの新世代のラッパーたちからリスペクトされるWiz Khalifaだが、このような柔軟さもその理由なのかもしれない。

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