Diddyがシングルファーザーとしての日々を記録した動画を公開

Bad Boy Recordsの創立者にして、音楽業界随一の富豪であるDiddy a.k.a. Sean Combs。そんな彼が、先日急逝した元恋人Kim Porterとの間に生まれた3人の子供を一人で育てる様子を公開した。

Diddyは子供たちを学校へ送る様子を動画で撮影し、「Day 1」と題して自身のTwitterにアップロードした。「今日から俺の旅が始まった。みんな、サポートしてくれてありがとう。今、俺は毎日朝6時に起きてるよ。父親や母親の仕事は美しい。これが好きだ。朝早くに起きなきゃいけないんだよ。本当に本当に早く。シングルマザーのみんなはこれを知ってるんだろうな。シングルファザーのみんなも、父親と母親両方の役割を果たすために立ち上がるんだ。いつも母親がやっていた通りにね」と語るDiddyは、どこか感極まった表情を見せている。動画には「新しい日、新しい人生、新しい責任。Kim、俺はこれを手に入れたよ。君が教えてくれたみたいに」という文章が添えられ、子供たちの亡くなった母親に感謝のメッセージを贈っている。

Kim Porterの葬儀では「みんながKimを知ってた。彼女はみんなが感じた通りの人だったんだ。分かるだろ?彼女はいつも俺に、“神様が、あなたを助けるために私をここに送ってくれた”と真剣に言ってた。俺は“おい、何言ってんだ?”って感じだった。どうやって人を愛すればいいのか分かってなかったんだ」という弔辞を読んでいたDiddyだったが、彼女の分まで親としての責任を果たそうと決意したようだ。

元恋人の死という悲しい出来事を経て父親として目覚めたDiddyの言葉は、多くの育児をしている人に勇気を与えるのではないだろうか。

RELATED

Diddyがグラミー賞を「ブラックミュージックをリスペクトしてこなかった」と批判

ヒップホップ、R&Bなどブラックミュージック全体に対する冷遇や、受賞者が白人アーティストで占められる状況が度々指摘されるグラミー賞。そんな中、昨日開催されたグラミー賞のプレパーティに出席したDiddyがスピーチにて賞への批判を行い話題を呼んでいる。

Diddyが本名を「Sean Love Combs」に改名

Bad Boy Recordsの創設者でありヒップホップシーンきっての大富豪であるDiddy。たびたびステージネームを改名することでも知られる彼が、なんと今度は本名の方を改名したようだ。

DiddyがSnoop DoggとダンスバトルをしSuge Knightに嫌味を言う

ヒップホップ史上最大のビーフとして知られる、Bad Boy RecordsとDeath Row Recordsによる東西抗争。それから20年あまりが経った今、Bad Boy RecordsのボスであるDiddyとDeath RowのスターであったSnoop Doggが平和な対決をしている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。