Kanye Westに対してヒップホップシーンからも怒りや失望の声が相次ぐ

「奴隷制は選択されたものだった」など問題発言が相次ぐKanye Westに対して、ヒップホップシーンからも怒りや失望の声が広がっている。

French MontanaはKanyeのことは「家族だ」と擁護しつつも、若年期に入国した不法移民の若者に対して強制退去処分を猶予する米国の移民政策(DACA)を終わらせようと画策し、さらに多くの子供達から教育の機会を奪おうとしているトランプ大統領には怒りをみせ、Kanyeがトランプを賞賛することについては「理解できない」とバッサリ切り捨てている。

またMeek MillはInstagramに画像を投稿。

昔のKanyeの写真と「昔のKanyeよ安らかに」と書かれたこの画像で、Meek Millは、今のKanyeがすっかり変わってしまったことを示唆している。

同郷のシカゴ出身のG HerboはKanyeの奴隷制についてのコメントについて激しい怒りをみせている。

G Herboは"Make America Great Again"キャップをかぶるKanyeの写真とともに「Kanyeは奴隷制は選択されたものだと言った。Kanyeの音楽や服を買うことも選択できる。賢明な判断を」とメッセージも一緒に投稿した。さらにキャプションでは「Kanyeはビッチだ」と激しく罵倒している。

同じく激しい怒りをみせたのがChris Brownだ。

Chris Brownは「知るかボケ、こいつはピエロだ」とKanyeの写真と共に投稿した。さらに黒人に向けてKanyeが進んでいる破壊の道をついていくなとも述べている。

さらにイギリスのTV番組に出演したWill.i.amは、Kanyeの奴隷制についての発言に「心を痛めた」と述べ、自身の祖母の祖母が奴隷だったことを明かし、こう続けた。「奴隷は所有されている、所有されているとしたら選択できない、奴隷は教育の機会を奪われる、それは選択ではない強制だ」とKanyeの発言を真っ向から否定した。

WillはKanyeの自由な思考という発想自体は素晴らしいものだと語っているが、それが無知からくるものだとしたら、黒人のコミュニティーに害を与える可能性があることも示唆している。

多くの反発を呼んでしまったKanyeの発言だが、彼はこの先もこうした発言を自由な思考によってしてしまうのだろうか。

RELATED

TIDALがBeyonceとKanye Westのストリーミング再生回数を人為的に増加させた疑惑についてノルウェーの国家機関が調査を敢行

昨年より、Jay-Zによる音楽ストリーミングサービスTIDALがBeyonceの『Lemonade』とKanye Westの『The Life of Pablo』の再生回数を人為的に増加させた疑惑がノルウェーの新聞DagensNæringslivとノルウェー科学技術大学によって指摘されていた。現在、ノルウェーの経済犯罪捜査機関であるØkokrimが、TIDALによるストリーミングデータ操作疑惑についての調査を行なっていることが伝えられている。

Kanye WestがアーティストJames Turrellに10億円の寄付を行うと発表

光をテーマとしたインスタレーションで世界的に知られているアメリカのアーティストJames Turrellに、Kanye Westが多額の寄付を申し出たことが話題となっている。

Kanye WestがCoachellaの会場に巨大なドームの建設を要求しヘッドライナーを外される

先日発表されたアメリカ最大級の音楽フェスCoachellaのラインナップ。ヘッドライナーにはChildish Gambino、Tame Impala、Ariana Grandeの三人が発表されているが、当初ヘッドライナーにはKanye Westが予定されていた。今回、Coachallaの共同創設者であるPaul TollettがKanye Westの降板の理由を明かしている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。