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21 Savageの影響でペイントボールでの銃撃戦が大流行
現在アメリカではペイントボールと呼ばれる野菜の色素を基にして作られた無毒性塗料入りの弾丸を打ち合うのが子供達の間で大流行しているとUSA Todayがリポートしている。そしてこの流行の陰に21 Savageがいるという。
21 Savageはソーシャルメディアで、クラブの外でペイントボールを撃ち合う動画をアップしていたが、これは21 Savageの地元アトランタでの銃による暴力を減らし、本物の拳銃ではなくペイントボールでの銃撃戦に変えていこうという意図があったという。
21 Savageの意図自体には悪気があったわけではないだろうが、しかし全米の各地で被害も報告されており、ミルウォーキーでは先週だけで65人がペイントボールで撃たれ、デトロイトでは95人が被害を訴えている。またそのアトランタでは、大規模なペイントボール戦争が勃発しており、警察が9挺の銃と7500発のペイントボール弾を没収するという事態になっている。
ミルウォーキー警察の当局者は21 Savageの意図は理解しつつも「ペイントボールは彼が望んだような形とは別のものになってしまっている。今、子供達は友人ではなく無関係の市民をペイントボールで狙うようになってしまっている」と事態が深刻なものになっていることに警鐘を鳴らした。ペイントボールでの銃撃戦により、逮捕者も出始めており、2件のペイントボール絡みと思われる死亡事件も起こってしまっている。
21 Savageの意図とは違う方向に過激化するペイントボール戦争に終止符は打たれるのだろうか。