tofubeatsが柴崎友香原作による映画『寝ても覚めても』 で初の映画音楽を担当し主題歌も書き下ろし

東出昌大と濱口竜介監督がタッグを組み芥川賞作家・柴崎友香による同名小説を映画化した『寝ても覚めても』の、サントラをtofubeatsが担当し、主題歌を書き下ろすことが決定した。

本作は、ミステリアスな自由人・麦(バク)と、優しくて誠実なサラリーマン・亮平という、同じ顔をしたふたりの男と、その間で揺れ動く女性・朝子の8年間を描いている。濱口監督は原作の持つ自由な展開と緻密な生活描写に惚れ込み自ら映画化を熱望、メガホンを取った。

寝ても覚めても場面写真

東出昌大は、同じ顔をしていながらも全くタイプの違う男・麦と亮平という初の一人二役に挑み、新星・唐田えりかがヒロイン・朝子を演じる。瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知、仲本工事、田中美佐子といった豪華キャストが脇を固めている。

tofubeatsは濱口監督の前作『ハッピーアワー』を観賞し、「自分がアートの現場で見てきたものと違い、相当喰らった」という。その後、濱口監督と対談するなど交流を深め、本作で初めて映画音楽に挑戦し、主題歌も書き下ろすことになった。

<tofubeatsコメント>
初の映画への主題歌・楽曲提供ということで不安もあったのですが、濱口監督の作品ということで意を決して飛び込ませていただきました。不慣れな点は多かったのですが、こうして皆様にお知らせできるところまで来られて本当に嬉しいです。とにかく自分にできることは脚本や資料を読んで取り組むことだったので、全ての要素が作品を見て皆様が感じていただくことの助けになっていれば嬉しいです。

<濱口竜介監督 コメント>
この度、tofubeatsさんに『寝ても覚めても』映画音楽をお願いできたことを心から嬉しく思っています。クレバーな印象の強いtofuさんですが、その楽曲は実はとてもまっすぐ胸に飛び込んでくるものです。『寝ても覚めても』はなかなか一筋縄ではいかない恋愛映画なのですが、tofubeatsさんの楽曲は観客が映画を見る上での感情的な拠りどころになってくれています。そして、エンドクレジットに流れる主題歌。私は、震えました。観客の皆さんにも胸のど真ん中を撃ち抜かれていただきたい。ご期待ください。

Info

『寝ても覚めても』

出演: 東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉 渡辺大知/仲本工事/田中美佐子

監督: 濱口竜介 原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)
製作:『寝ても覚めても』製作委員会 製作幹事:名古屋テレビ放送、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント 配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
晩夏、テアトル新宿、
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
www.bitters.co.jp/netemosametemo
©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会

トーフビーツ Digital Single「ふめつのこころ」
2018年2月16日配信スタート
tofubeatsオフィシャルサイト:https://tofubeats.persona.co/

RELATED

tofubeatsが最新EP『NOBODY』を今月リリース | 全曲AI歌声合成ソフトで制作したハウスミュージック

tofubeatsがアルバム『REFLECTION』から約2年ぶりとなる新作EP『NOBODY』を4/26(金)にリリースする。

『KOBE MELLOW CRUISE』の第四弾アーティストでIO、LANA、MFS、tofubeats feat. Aile The Shota,Neibiss、ゆるふわギャング、OMSB、CHICO CARLITOなどが出演決定

5/25(土)、5/26(日)に開催される『KOBE MELLOW CRUISE』の第四弾アーティストが発表となった。

映画『RHEINGOLD ラインゴールド』の公開を記念してシネマート新宿で「青春ヒップホップ」映画特集上映が決定

ドイツの映画監督ファティ・アキン監督の最新作『RHEINGOLD ラインゴールド』が、3/29(金)に劇場公開される。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。