Lil Uzi Vertが"XO Tour Llif3"のスマッシュヒットについて、レーベルのCEOたちと共に振り返る

2017年、Lil Uzi Vertの活躍は目覚しいものだった。Soundcloud発の"XO Tour Llif3"は2017年のアメリカにおける今年最大のヒット曲の1つとなり、これを収録したLil Uzi Vertのデビューアルバム『Luv Is Rage 2』は、今年9月にリリースされるとBillboard 200で初登場1位となった。

そんなLil Uzi Vertが、昨日公開されたBillboardのインタビューで、この曲の成功についてレーベルAtrantic RecordsのチェアマンであるJulie Greenwald、Michael Kyser、Craig Kallmanと共に振り返っている。

"XO Tour Llif3"が最初リリースされた時のことについて、Lil Uzi Vertは以下のように話す。「The WeekendとBryson Tillerと海外をツアーをしていた時に、4曲をSoundcloudにアップしたんだ。これらの曲は大したものじゃないと思ってたんだけど、そのうちの一つが"XO Tour Llif3"だった。そして、これはすぐに人気になり始めたんだ。」

Atlantic RecordsのCOOのJulie Greenwaldはこの曲のSoundcloudでの突然の成功について「突然、大量にストリーミング再生が行われて、私たちは慌てて他のストリーミングプラットフォームに移行したわ。爆発みたいだった。正直、こちら側には誰一人としてあの曲が一週間で2000万回も再生されるなんて予想した人はいなかったの。嬉しいことだったけど、大変だったわ。」と、Uzi本人だけでなくレーベル側もこの曲のヒットを予想していなかったことを明かした。

さらに、Atlantic RecordsのCEOであるKallmanはLil Uzi Vertがスターとなった背景について、「人々はオリジナリティと誠実さを求めているんだ。Uziは完全に我が道を行っている。人々はそんな彼の音楽に触れて、謎めいたヒップホップ像のようなものを垣間見ることになる。ヒットを重ねていくと、その結果は爆発的なものになるんだ。」と話している。

また、Uzi本人は“XO Tour Llif3.”について以下のようにも語っている。「この曲で俺は本心を言っている。これは誰もが共感できるものなんだ。(この曲を作ったとき)俺は暗闇の中にいて、それと向き合ったものなんだ。アルバムもこういう風にして作った。」

Atrantic Recordsのブラックミュージックの責任者であるMichael Kyserの言葉も興味深い。「彼は自分で自らの絵を描いているから、正直私たちはここにはタッチしない。彼は自分の視点を持っていて、その彼の言葉を世間に広げるのが私たちの仕事なんだ。これこそがLil Uziで、彼は一つのムーブメントだ。彼は本物のラップ・ロックスターだよ。」

 

 

(辻本秀太郎)

RELATED

Lil Uzi Vertの新作『Eternal Atake』が近日リリースか

アートワークがアメリカのカルト宗教団体Heaven's Gateのマークをパロディしているのも話題になったLil Uzi Vertのニューアルバム『Eternal Atake』だが、もうすぐ聞ける日が来るかもしれない。

Lil PumpとLil Uzi Vertによるコラボ曲"Multi Millionaire"が公開

Lil Pumpが今月リリースする最新作『Harverd Dropout』に収録される見込みのLil Uzi Vertとのコラボ曲"Multi Millionaire"が公開された。

Lil Uzi Vertが本名のSymere Woods名義で8曲の新曲をリリースか

現在最新作に取り組んでいると言われるLil Uzi Vert。日本のアニメを参照した新曲"New Patek"も話題となっているが、他にも謎の新曲をリリースしたと言われている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。