Lil Bのフェイスブックアカウントが凍結 | 白人への「ヘイトスピーチ」が原因か

ラッパーのLil Bのフェイスブックアカウントが凍結されていることが判明した。「差別的な発言」がフェイスブックポリシーに反していると見なされ30日間の凍結が下され、問題のポストはすでに削除されている。

Lil BといえばNasの曲は聴かないと発言したLonzo Ballに呪いをかけたり、自身が完全なオリジナルラッパーであると評するなど、常にSNS上で議論を巻き起こしてきた人物だ。そんな彼が凍結をされたことで驚くファンも多い。

今回問題になったとされているのはLil Bの白人に対する投稿とされている。しかしLil Bの白人に対する投稿は以下のようなものだ。

白人至上主義の奴らやKKK、ネオナチは俺のことを嫌っているのか?信じられないよ、俺は彼らを愛しているのに。真剣に全ての人類を愛しているんだ。

レイシストにハグを。叫ぶのをやめて、最もハグが必要な人々を抱きしめよう。彼らは怒るかもしれないが、愛を必要としている。

おれは白人至上主義者や、最もレイシズムに染まった人々、黒人を嫌う人々をハグしたら、彼らは本当の愛に目覚める方に賭ける。

Lil Bの投稿自体は、確かに白人について書かれているが、極めて穏当な内容が多い。Facebook側は問題となった投稿を明らかにしていないが、本当に白人に対する"ヘイトスピーチ"は存在したのか、疑問に残る。

Lil Bは今回の件に関してポジティブに捉えており落ち込んではいない様子。ツイッターでも彼の姿勢は変わらず、一貫して愛することを説いている。

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